個人

エミリー・グリーン・ボルチ

Emily Greene Balch

1867年生まれ・1961年没

  • 1946年 平和賞

何をした人か

労働者や移民の暮らしを研究した社会学者で、婦人国際平和自由連盟を率いて平和のために働いた、ボストン生まれの女性です。

受賞理由のやさしい要約

1946年 平和賞(賞の1/2)

平和のために生涯にわたって続けた活動が評価されました。国境を越えて平和を育む宗教的なつながりづくりに尽くした、同じアメリカ人のジョン・R・モットとの2人での受賞です。ただ、アメリカ政府は長く彼女を危険な急進派とみなしており、受賞の祝福も送りませんでした。

同じ年・部門の共同受賞:John R. Mott(未収録)

公式の受賞理由(英語)
for her lifelong work for the cause of peace

活動の何が新しかったか

第一次世界大戦が始まると、戦争をなくす努力こそ自分の生涯の仕事だと確信しました。1915年にハーグで開かれた国際女性会議では、のちの婦人国際平和自由連盟の創設に大きな役割を果たしました。会議の決議を各国の政治家に届けるため、中立国と交戦国を回った代表団の一つを率いました。授賞式では、会議の和平案の現実的な内容は、彼女の豊かな知識と実際的な先見性に多くを負っていたと紹介されました。

私たちの生活や社会とのつながり

1926年には、アメリカ海兵隊が駐留していたハイチを連盟の調査団として訪れ、報告書の大半を自ら書きました。授賞式の演説によると、アメリカ政府は最終的に勧告のほぼすべてを実行し、軍を引き揚げました。自分の分の賞金は、この連盟に寄付しています。

関連する受賞者・団体

  • ジェーン・アダムズ共同研究

    第一次世界大戦中、ボルチは1931年の平和賞受賞者ジェーン・アダムズとともに、中立国の首脳に戦争を止めるための仲介を働きかけました。2人はアリス・ハミルトンとともに、ハーグの国際女性会議とその成果についての本も書いています。

次に読むためのキーワード

出典と確認日

  1. NobelPrize.org 受賞者ページ(Emily Greene Balch)
  2. 1946年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
  3. Emily Greene Balch – Facts
  4. Emily Greene Balch – Biographical
  5. The Nobel Peace Prize 1946 - Presentation Speech - NobelPrize.org

受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。

主な受賞者・団体を選んで掲載しています。全受賞者の網羅ではありません。 Neutrope Biz が制作する独立した学習コンテンツです。ノーベル財団・NobelPrize.org の公式サイトや公認の企画ではありません。