個人
パブロ・ネルーダ
Pablo Neruda
1904年生まれ・1973年没
何をした人か
恋愛詩と、南米大陸をうたった壮大な叙事詩で知られるチリの詩人です。政治家としてチリの上院議員も務めました。
受賞理由のやさしい要約
1971年 文学賞(単独受賞)
大地の根源的な力のような勢いで、ひとつの大陸の運命と夢をいきいきとよみがえらせた詩が評価されました。授賞式のスピーチでは、彼の作品のなかで一つの大陸が自らに目覚めていく、と紹介されています。ノーベルの遺言にある「理想的な方向」という条件がはっきり当てはまる数少ない例で、その方向性ゆえに作品が人類のためになっている、とも述べられました。
公式の受賞理由(英語)
for a poetry that with the action of an elemental force brings alive a continent's destiny and dreams何を描き、何を問い直したか
若いころに出した恋愛詩集で、愛をうたう詩人として広く知られるようになりました。その後、スペイン内戦と、知り合いだった詩人ガルシア・ロルカの殺害に強く揺さぶられます。それからの詩は、政治や社会の問題へと向かっていきました。代表作『大いなる歌』では、南米大陸の自然と人々、その歴史がたどる運命を一つの叙事詩として描いています。
私たちの生活や社会とのつながり
ストライキ中の鉱山労働者への政府の弾圧に抗議したため、自国で2年間、身を隠して暮らすことになりました。『大いなる歌』は出版後まもなく、約10の言語に翻訳されています。詩が個人の感情だけでなく、社会や歴史とどう関わるのかを考えさせてくれる詩人です。
関連する受賞者・団体
- ガブリエラ・ミストラル編集上の関連
ネルーダは少年時代を過ごしたテムコで、女子校の校長だったガブリエラ・ミストラルと知り合いました。2人の詩人の受賞を並べて読める組み合わせです。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Pablo Neruda)
- 1971年 ノーベル文学賞(NobelPrize.org)
- Pablo Neruda – Facts - NobelPrize.org
- Award ceremony speech - NobelPrize.org
- Pablo Neruda – Biographical - NobelPrize.org
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。