個人
アルネ・ティセリウス
Arne Wilhelm Kaurin Tiselius
1902年生まれ・1971年没
何をした人か
電気の力で溶液中の分子を分ける「電気泳動」の方法を確立し、血清のタンパク質を調べた、スウェーデンのウプサラ大学の化学者です。
受賞理由のやさしい要約
1948年 化学賞(単独受賞)
電気泳動と吸着分析の研究、とくに血清のタンパク質が複雑な成り立ちをしていることの発見が評価され、化学賞を単独で受けました。授賞式の演説では、血清のグロブリンを、性質の少しずつ異なる3つの部分に分けたことが紹介されています。
公式の受賞理由(英語)
for his research on electrophoresis and adsorption analysis, especially for his discoveries concerning the complex nature of the serum proteins何が新しかったか
溶液の中の大きな分子はふつう電気を帯びていて、電流を流すと電荷や大きさ、形に応じた速さで動きます。多くの研究者が取り組んできましたが、現象が複雑で、分析法として使うのは難しいと考えられていました。ティセリウスは、電気泳動に伴うさまざまな乱れを徹底して調べて筋道の通った方法にまとめ、1930年の博士論文以来、装置の改良を重ねました。
私たちの生活や社会とのつながり
授賞式の演説によると、第二次世界大戦中にアメリカで進められた、人の血漿をいくつかの成分に分ける研究で、彼の方法が確認の手段として役立ちました。授賞のころには、彼の装置はスウェーデン国内外の多くの研究室や医学研究所で使われていました。電気泳動は化学分析の重要な道具とされています。
関連する受賞者・団体
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出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Arne Tiselius)
- 1948年 ノーベル化学賞(NobelPrize.org)
- Arne Tiselius – Facts - NobelPrize.org
- Award ceremony speech - NobelPrize.org
- Arne Tiselius – Biographical - NobelPrize.org
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。