個人

アビジット・バナジー

Abhijit Banerjee

1961年生まれ

  • 2019年 経済学賞

何をした人か

インドなどでの現地調査と実験から、貧しい人々の暮らしと政策の効果を研究した経済学者。

受賞理由のやさしい要約

2019年 経済学賞(賞の1/3)

世界の貧困を減らすための実験的なアプローチが評価されました。エステル・デュフロ、マイケル・クレーマーとの3人での受賞です。

同じ年・部門の共同受賞:エステル・デュフロ、Michael Kremer(未収録)

公式の受賞理由(英語)
for their experimental approach to alleviating global poverty

何を問い直したか

貧しい人々がなぜその選択をするのかを、思い込みではなく現地のデータから理解しようとしました。デュフロとの共同研究では、貧困という大きな問題を小さく扱いやすい問いに分け、対象をくじで分けて比べる「ランダム化比較試験」で、政策の効果を一つずつ確かめました。

私たちの生活や社会とのつながり

デュフロとの共著『貧乏人の経済学』などで、研究の成果を一般の読者に伝えています。援助や福祉の政策を、効果を確かめながら改善していく考え方の広がりにつながっています。

関連する受賞者・団体

  • エステル・デュフロ同じ賞の共同受賞

    2019年の経済学賞をともに受けました。

  • エステル・デュフロ共同研究

    2人は多くの研究を共同で行い、ランダム化比較試験を開発経済学に広げました。

  • アマルティア・セン編集上の関連

    貧困を所得だけでなく、人々の暮らしの実際から考えようとした点で通じる経済学者です。

「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。

次に読むためのキーワード

出典と確認日

  1. NobelPrize.org 受賞者ページ(Abhijit Banerjee)
  2. 2019年 アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞(NobelPrize.org)
  3. The Prize in Economic Sciences 2019 – Press release
  4. Abhijit Banerjee | The Abdul Latif Jameel Poverty Action Lab
  5. The Prize in Economic Sciences 2019 - Popular science background - NobelPrize.org

受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。

主な受賞者・団体を選んで掲載しています。全受賞者の網羅ではありません。 Neutrope Biz が制作する独立した学習コンテンツです。ノーベル財団・NobelPrize.org の公式サイトや公認の企画ではありません。