個人
フランソワーズ・バレ=シヌシ
Françoise Barré-Sinoussi
1947年生まれ
何をした人か
エイズの原因となるウイルス(HIV)を見つけたウイルス学者。
受賞理由のやさしい要約
2008年 生理学・医学賞(賞の1/4)
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の発見が評価されました。リュック・モンタニエと賞の半分を分け、残り半分は子宮頸がんの原因となるウイルスを研究したハラルド・ツア・ハウゼンが受けています。
同じ年・部門の共同受賞:Harald zur Hausen(未収録)、Luc Montagnier(未収録)
公式の受賞理由(英語)
for their discovery of human immunodeficiency virus何が新しかったか
1983年、パリのパスツール研究所で、患者のリンパ節から新しいウイルスを分離しました。正体不明の病気だったエイズの原因をウイルスとして突き止めたことで、診断や治療の研究が具体的に進められるようになりました。 [根拠 4]
私たちの生活や社会とのつながり
HIVの検査ができるようになり、献血の安全性も高まりました。その後に開発された治療薬を続けて使うことで、HIVとともに長く生活できるようになりましたが、完治させる方法はまだありません。感染は今も世界で続いており、予防や治療を必要な人に届けることなど、課題は残っています。 [根拠 4・5]
関連する受賞者・団体
- キャリー・マリス編集上の関連
バレ=シヌシはHIVを発見しました。マリスが発明したPCRは、HIV感染を見つける検査にも使われるようになりました。
- ロベルト・コッホ編集上の関連
病気の原因となる微生物やウイルスを突き止めることで、診断や研究の土台を築いた2人です。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Françoise Barré-Sinoussi)
- 2008年 ノーベル生理学・医学賞(NobelPrize.org)
- Françoise Barré-Sinoussi – Facts - NobelPrize.org
- The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2008 - Press release - NobelPrize.org
- HIV and AIDS(who.int)
- Françoise Barré-Sinoussi – Biographical - NobelPrize.org
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。