個人
アンリ・デュナン
Jean Henry Dunant
1828年生まれ・1910年没
何をした人か
戦場の負傷者を国籍に関係なく救う仕組みを提唱し、赤十字の創設に関わったスイスの実業家。
受賞理由のやさしい要約
1901年 平和賞(賞の1/2)
負傷した兵士を助け、国際的な理解を生み出そうとした人道的な努力が評価されました。最初の平和賞で、国際平和運動のフレデリック・パシーとの2人での受賞です。
同じ年・部門の共同受賞:Frédéric Passy(未収録)
公式の受賞理由(英語)
for his humanitarian efforts to help wounded soldiers and create international understanding活動の何が新しかったか
1859年のソルフェリーノの戦いの悲惨さを目にし、著書『ソルフェリーノの思い出』で、中立の救護団体と、それを守る国際的な約束の必要を訴えました。この提案から1863年に赤十字国際委員会が生まれ、1864年の最初のジュネーブ条約につながりました。
私たちの生活や社会とのつながり
赤十字・赤新月の運動は世界中に広がり、日本赤十字社も災害救護や献血などで活動しています。デュナン自身は事業に失敗して困窮した時期があり、受賞は晩年になってからでした。
関連する受賞者・団体
- 赤十字国際委員会設立に関わった団体
デュナンの提案をきっかけに、のちの赤十字国際委員会となる委員会が1863年に生まれ、デュナンもその創設メンバーでした。
- ベルタ・フォン・ズットナー編集上の関連
戦争の悲惨さを伝える本を書き、運動を起こした点で通じる、初期の平和賞の受賞者です。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Henry Dunant)
- 1901年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
- Henry Dunant – Biographical
- 赤十字について|日本赤十字社(jrc.or.jp)
- Henry Dunant – Facts - NobelPrize.org
- Our history | ICRC
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。