個人

カタリン・カリコ

Katalin Karikó

1955年生まれ

  • 2023年 生理学・医学賞

何をした人か

体の中で使えるmRNAの研究を長く続け、mRNAワクチンの実用化に道を開いた生化学者。 [根拠 3]

受賞理由のやさしい要約

2023年 生理学・医学賞(賞の1/2)

効果的な新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンの開発を可能にした、塩基修飾に関する発見が評価されました。ドリュー・ワイスマンとの2人での受賞です。

同じ年・部門の共同受賞:ドリュー・ワイスマン

公式の受賞理由(英語)
for their discoveries concerning nucleoside base modifications that enabled the development of effective mRNA vaccines against COVID-19

何が新しかったか

外から入れたmRNAは体内で炎症を起こしやすいという問題に対し、ワイスマンとの共同研究で、mRNAを構成する塩基の一部を変えると炎症反応を抑えられることを示しました。研究資金を得るのに苦労した時期も、mRNAを治療に使う研究を続けたことで知られています。 [根拠 3]

私たちの生活や社会とのつながり

この発見は、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンが短い期間で開発される土台の一つになりました。受賞発表は、mRNAの技術が今後、他の感染症のワクチンや一部のがんの治療にも使われる可能性があるとしています。 [根拠 3]

関連する受賞者・団体

  • ドリュー・ワイスマン同じ賞の共同受賞

    2023年の生理学・医学賞をともに受けました。

  • ドリュー・ワイスマン共同研究

    2人はペンシルベニア大学で共同研究を行い、塩基を修飾したmRNAの性質を明らかにしました。

  • マックス・タイラー編集上の関連

    弱めたウイルスを使うタイラーのワクチンと、mRNAを使うカリコらのワクチンは、同じ「ワクチンで病気を防ぐ」という課題への異なる時代の答えです。

「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。

次に読むためのキーワード

出典と確認日

  1. NobelPrize.org 受賞者ページ(Katalin Karikó)
  2. 2023年 ノーベル生理学・医学賞(NobelPrize.org)
  3. The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2023 – Press release

受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。

主な受賞者・団体を選んで掲載しています。全受賞者の網羅ではありません。 Neutrope Biz が制作する独立した学習コンテンツです。ノーベル財団・NobelPrize.org の公式サイトや公認の企画ではありません。