個人

リゴベルタ・メンチュウ・トゥム

Rigoberta Menchú Tum

1959年生まれ

  • 1992年 平和賞

何をした人か

グアテマラのマヤ系先住民の女性。先住民の権利と、民族や文化の違いを越えた和解を訴えてきました。 [根拠 3・4]

受賞理由のやさしい要約

1992年 平和賞(単独受賞)

先住民の権利の尊重にもとづく、社会正義と民族・文化間の和解を求める闘いが評価されました。この年はコロンブスのアメリカ到達から500年にあたり、先住民の団体は、ヨーロッパによる「発見」が先住民の抹殺と抑圧を伴ったことに目を向けさせようと推薦を働きかけました。 [根拠 3]

公式の受賞理由(英語)
for her struggle for social justice and ethno-cultural reconciliation based on respect for the rights of indigenous peoples

活動の何が新しかったか

貧しい農民の家に育ち、兄弟の一人と父を軍や治安部隊に殺され、母も拘束された後に亡くなりました。農民組合の運動に加わり、スペイン語やほかのマヤ系言語を独学で身につけました。1981年にメキシコへ逃れてからは国外から抑圧への抵抗を組織し、やがて当局との和解を重んじるようになりました。 [根拠 3・4]

私たちの生活や社会とのつながり

1983年に語った半生の記録は本になり、グアテマラ軍の残虐行為を国際的に伝える影響力の大きい証言となりました。1999年には、本人や家族の経歴の一部が事実と異なるとする研究書が出て、論争になりました。これに対しノーベル委員会の事務局長は、授賞は自伝だけに、あるいは主に自伝に基づいたものではないと述べました。 [根拠 4]

関連する受賞者・団体

  • ナディア・ムラド編集上の関連

    どちらも、自分と家族が受けた暴力を国際社会に語ることで、迫害されてきた人々の状況に目を向けさせました。

「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。

次に読むためのキーワード

出典と確認日

  1. NobelPrize.org 受賞者ページ(Rigoberta Menchú Tum)
  2. 1992年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
  3. Rigoberta Menchú Tum – Facts - NobelPrize.org
  4. Rigoberta Menchú Tum – Biographical - NobelPrize.org

受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。

主な受賞者・団体を選んで掲載しています。全受賞者の網羅ではありません。 Neutrope Biz が制作する独立した学習コンテンツです。ノーベル財団・NobelPrize.org の公式サイトや公認の企画ではありません。