団体
国連世界食糧計画(WFP)
World Food Programme
設立 1961年
どんな団体か
1961年に国連総会と国連食糧農業機関(FAO)によって設立された、飢餓と闘う国連の機関です。
受賞理由のやさしい要約
2020年 平和賞(単独受賞)
飢餓との闘い、紛争の影響を受けた地域で平和の条件を整える貢献、そして飢餓を戦争の武器として使わせないための原動力となったことが評価されました。2019年には88か国で、深刻な食料不安と飢餓に苦しむ1億人近い人々に支援を届けています。
公式の受賞理由(英語)
for its efforts to combat hunger, for its contribution to bettering conditions for peace in conflict-affected areas and for acting as a driving force in efforts to prevent the use of hunger as a weapon of war and conflict活動の何が新しかったか
飢餓と武力紛争は、互いに引き起こし合う悪循環の関係にあるととらえられています。人道支援と平和への取り組みを組み合わせる先駆的な事業を、南米やアフリカ、アジアで進めてきました。2018年に国連安全保障理事会が、紛争と飢餓の結びつきを正面から扱う決議2417を全会一致で採択するまでの外交過程にも加わりました。
私たちの生活や社会とのつながり
災害時に農家が作物を育て続けられるよう支えたり、子どもたちに学校給食を届けたりもしています。活動は、各国政府や団体、個人からの任意の拠出で支えられています。新型コロナウイルスの流行は、飢餓に苦しむ人の数が大きく増える一因となりました。
関連する受賞者・団体
- フリチョフ・ナンセン編集上の関連
ナンセンは1921年、ソ連の深刻な飢饉で救援活動に取り組みました。飢えと平和の関係を、時代を越えて考えられる組み合わせです。
- 国連児童基金(ユニセフ)編集上の関連
WFPは子どもたちに学校給食を届けています。栄養指導や栄養価の高い食料の配布に取り組んできたユニセフとともに、飢えから子どもを守る取り組みとして並べられます。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(World Food Programme)
- 2020年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
- The Nobel Peace Prize 2020 - Press release - NobelPrize.org
- World Food Programme (WFP) – Speed read - NobelPrize.org
- World Food Programme (WFP) – Facts – 2020 - NobelPrize.org
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。