基本を学ぶ
どこにあり、何が登録されたのか — 5億3000万年前の海の群集
中国雲南省の丘の多い512 ha の遺跡。座標は N24 40 8 E102 58 38。
| 本体 | 512 ha |
|---|---|
| 緩衝地帯 | 220 ha(本体の約0.43倍) |
| 登録 | 2012年(境界の変更の行はどちらも無い) |
| 基準 | (viii)=1つだけ |
| 区分 | 自然遺産 |
| dossier | 1388(接尾辞なし) |
| シリアル | 一覧に行が無い |
| 保存状況報告 | 節が無い |
| お知らせ | 2件(どちらも2012年7月の登録のもの) |
| リンク | 1件(Protectedplanet.net) |
| ほかの保全の仕組み | 節が無い(ただし本文は「資産は完全に中国国家ジオパークの内部にある」と書く。後述) |
| 訳のある言語 | 6つ(英・仏・中・西・日・蘭。アラビア語とロシア語が無い) |
基準(viii)が、数と保存の質の両方を書く
| 基準(viii)が書くもの | |
|---|---|
| 年代 | 5億3000万年前(カンブリア紀前期)。「この地質的に短い間隔で、動物のほとんどすべての主要な群がその起源を持った」 |
| 数 | 「これまでのところ、少なくとも16門、加えて多様な謎の群、そして約196種が記録されてきた」 |
| 最古の記録 | 「刺胞動物、有櫛動物、エラヒキムシ、脊椎動物のようないくつかの門の最古の既知の標本がここに出る」。「澄江の堆積物は、現在知られている最古の化石の脊索動物を与える」 |
| 保存の質 | 「硬い骨格を持つ動物の軟組織と硬組織の両方」と「完全に軟体であった生物の広い配列」。「軟体の種のほとんどすべてがほかでは知られていない」 |
| 細部 | 節足動物 Naraoia の消化系、謎の Yunnanozoon の繊細な鰓 |
| 生態系 | 「洗練された捕食者によって頂点を占められる食物網を持つ、複雑な海の生態系のもっとも初期の記録の一つ」 |
「これまでのところ」「現在知られている」と、数と最古の記録に時点の限定が付きます。「古生物学の窓(a palaeobiological window)」という言い方が、説明文・概要・基準(viii)の三か所に出ます。同じ比喩が繰り返される形です。同じ章のほかの資産と年代を並べます。
| 遺産 | 年代 |
|---|---|
| 澄江1388 | 5億3000万年前(カンブリア紀前期) |
| ドーセット及び東デヴォン海岸1029 | 約1億8500万年(中生代の長さ) |
| ダイナソール州立公園71 | 7500万〜7700万年前(白亜紀後期) |
| ステウンスの崖壁1416 | 約6700万年前(白亜紀末) |
| ワディ・アル・ヒタン1186 | 年代は書かれない(始新世の記述もない) |
1388 がこの章でいちばん古く、1186 だけが年代を書きません。
法が六つ、憲法まで引かれる
澄江の化石出土地域は国有であり、中華人民共和国憲法の第9条のもとで、そしていくつもの法によって保護されている——中華人民共和国環境保護法(2002年)、中華人民共和国文化財保護法(2002年)、古生物標本の管理に関する規則(国土資源部、2002年)、地質遺跡の保護と管理に関する規則(1995年)、そして雲南澄江動物群化石の保護に関する規則(1997年)。
| 層 | 名前 | 年 |
|---|---|---|
| 憲法 | 中華人民共和国憲法第9条 | 条の番号まで |
| 法 | 環境保護法 | 2002年 |
| 法 | 文化財保護法 | 2002年 |
| 規則 | 古生物標本の管理に関する規則(国土資源部) | 2002年 |
| 規則 | 地質遺跡の保護と管理に関する規則 | 1995年 |
| 規則 | 資産の名を冠した規則——雲南澄江動物群化石の保護に関する規則 | 1997年 |
憲法の条の番号まで引かれる資産は、これまで読んだ261件で初めてです。法の引かれ方の形がさらに増えます。
| 形 | 遺産 |
|---|---|
| 憲法の条+法+規則の三層(所管官庁の名つき) | 澄江1388(37章) |
| 名+年 | ゴンドワナ雨林368(34章。1999年 EPBC法) |
| 年+番号 | ガランバ136(35章。2014年法 14/003) |
| 年:番号 | ラポニア774(32章。1988:950) |
| 名+月日 | ヨセミテ308(32章) |
| 種類だけ | スリランカ中央高地1203(34章)・W-アルリ-ペンジャーリ749(35章) |
自然遺産なのに「文化財保護法」が引かれます。同じ章のダイナソール州立公園71 も「歴史資源法」を引きます。化石の保護に文化や歴史の法が使われる形が、同じ章で二つ出ます。資産の名を冠した規則(1997年)がある点も記録します。35章のンゴロンゴロ39 の「1959年ンゴロンゴロ自然保護区条例」と同じ型ですが、39 は法令が一つだけ、1388 は六つのうちの一つです。
国家ジオパークの内部にある
資産は完全に中国国家ジオパークの内部にある。
一覧の「ほかの保全の仕組み」の節はありません。それでも本文が国家ジオパークの内部にあると書きます。35章で出たジオパークとは別のものです。
| 遺産 | ジオパーク |
|---|---|
| 澄江1388(37章) | 中国国家ジオパーク(国の指定。一覧の「ほかの保全の仕組み」には出ない) |
| ンゴロンゴロ39(35章) | ンゴロンゴロ・レンガイ UNESCO 世界ジオパーク(一覧に出る) |
| 青海フフシル1540(35章) | 崑崙山 UNESCO 世界ジオパーク(一覧に出る) |
「国家ジオパーク」と「UNESCO 世界ジオパーク」は別の指定です。一覧に出るのは後者だけなので、一覧に節が無いことを「ほかの仕組みが無い」と読みません。そのジオパークのゾーニング計画が保護の戦略に入ります——「資産の保護の戦略は、鍵となる化石の遺跡に十分な保護を与える国家ジオパークのゾーニング計画を含み、実施のための職員によって支えられる」。
保全のための施設が、完全性に影響した
資産の内部で、二つの鍵となる化石の遺跡に関して様々な発掘が行われてきた。小藍田の鍵となる層序の断面では、遊歩道を作るために深い掘削が行われた。さらに、最初の澄江動物群の化石の発見の場所の上に、廟灘山で博物館が建てられた。道と博物館の建設の両方が遺跡の完全性に影響を与えた。
| 何が | どこに | 何のために | 結果 |
|---|---|---|---|
| 深い掘削 | 小藍田の鍵となる層序の断面 | 遊歩道を作るため | 完全性に影響 |
| 博物館 | 廟灘山(最初の化石の発見の場所の上) | — | 完全性に影響 |
見せるための施設が、完全性に影響したと一次資料が自分で書きます。しかも博物館は「最初の発見の場所の上」に建てられました。価値の由来の場所そのものが、建物の下になっています。一次資料はそう言い換えていないので、「発見の場所の上に建てられた」までを記録します。そのあとに対応が書かれます。
| 対応 | |
|---|---|
| 審査の過程 | 「締約国は、遺跡に影響を与えうるいかなる開発についても、系統的な審査と承認の過程を導入した」 |
| 将来の制限 | 「管理当局は資産内の将来の基盤施設の整備を完全に制限した」 |
「影響を与えた」(過去)と「完全に制限した」(すでに)の二つが並びます。求めではなく、行われた措置として書かれます。同じ章のダイナソール州立公園71 は「将来の施設の整備は既存の施設区域の内部でのみ許される」でした。1388 は「完全に制限した」ので、1388 のほうが強いです。語の強さをそのまま写します。
価値の証拠が、境界の外にもある
資産の境界とその緩衝地帯の外側にある一部の遺跡でも化石の証拠が与えられていることが留意される。これらの区域は適切なより広い保護を受ける必要があり、資産の文脈を与えるために重要である。
価値の証拠が、資産の外にも緩衝地帯の外にもあると書かれます。そこから二つの要請が出ます——①適切なより広い保護を受ける必要がある ②資産の文脈を与えるために重要である。保護管理の節も同じことを書きます——「資産の価値を理解するための文脈を与える周囲の区域の化石の遺跡の保全を含めて、資産の長期の保全を確保するために、資産を取り囲む区域における実効的な土地利用の計画を確かにする必要がある」。監視についても同じ向きです——「資産は、この資産の保全のための定められた指標を含む確立された監視計画を持ち、それは資産のより広い周囲の保護の監視と統合される必要がある」。
緩衝地帯の中にあった14の鉱山
2004年より前、資産の緩衝地帯で14のリン鉱の採掘の操業が行われていた。2008年以降、それらはすべて閉鎖された。これらのかつての採掘の場所を復旧する過程は進行中であり、相当の時間がかかるだろう。資産そのものには採掘の活動は実際に影響していないが、県と省の政府が資産とその緩衝地帯の内部で鉱山を開かない/再開しないという継続する約束が、価値を守るために決定的に重要である。
| 年 | 何が |
|---|---|
| 2004年より前 | 緩衝地帯で14のリン鉱の採掘の操業 |
| 2008年以降 | すべて閉鎖された |
| いま | 復旧の過程が進行中(「相当の時間がかかるだろう」) |
| これから | 鉱山を開かない/再開しないという継続する約束が「決定的に重要」 |
数(14)と年(2004年・2008年)まで書かれます。閉鎖されたことと、復旧が終わっていないことを書き分けます。「資産そのものには採掘の活動は実際に影響していない」は、否定の形です。「影響が無かった」と書かれているので、35章の青海フフシル1540 の「乱されたという証拠は無い」とは強さが違います。約束が「継続する(ongoing)」と書かれる点も記録します。一度の決定ではなく、続けることが求められています。同じ章のステウンスの崖壁1416 と並べます。
| 遺産 | 採掘との関係 |
|---|---|
| 澄江1388(37章) | 緩衝地帯にあった14の鉱山が2008年までにすべて閉鎖。復旧は進行中 |
| ステウンスの崖壁1416(37章) | 緩衝地帯に稼働中の採石場があり、そのために資産に切れ目がある。隣接する休眠中の採石の権利は2028年に失効する |
1388 は閉鎖された過去、1416 は稼働中の現在です。化石出土地帯の章では、緩衝地帯の中の採掘が二つの資産で出てきます。どちらも「資産の外(緩衝地帯)」の話で、資産の中の採掘ではありません。本体と緩衝地帯のどちらの話かを添えて記録します。
訪問者の数が、実績と「予期された最大」で書かれる
訪問者の数は、2012年の数千人(4-5,000人)から増えると予期される。その大部分は地元の人びとか近隣の区域からの個人、そして訪問する科学者である。……資産の容量の内で訪問者の数を注意深く規制することが不可欠である。登録の時点で予期された最大の数は約3〜4万人と見積もられた。
| 数 | 何の数か |
|---|---|
| 4-5,000人 | 2012年の実績(大部分が地元の人・近隣からの個人・訪問する科学者) |
| 約3〜4万人 | 登録の時点で予期された最大の数 |
実績と「予期された最大」の両方が書かれる資産です。約7〜8倍の幅があります。ただし一次資料は倍率を書いていないので、二つの数をそのまま記録します。訪問者が増えたときの措置が三つ書かれます——①ガイドの提供 ②制限区域の指定 ③化石の採集への厳格な制限。この章の訪問者の書かれ方を並べます。
| 遺産 | 訪問者 |
|---|---|
| 澄江1388 | 実績(4-5,000人)と予期された最大(3〜4万人) |
| ステウンスの崖壁1416 | 「注目すべき訪問があり、増えるという予測」(数は書かれない) |
| ドーセット及び東デヴォン海岸1029 | 「観光の長い歴史を持つ区域への訪問者の不適切な管理」(数は書かれない) |
| ダイナソール州立公園71 | 「観光、訪問者、レクリエーションの影響」が長期の監視の対象(数は書かれない) |
| ワディ・アル・ヒタン1186 | 「適切な水準の訪問における持続可能な観光のための施設の提供」(数は書かれない) |
数が書かれるのは1388 だけです。「書かれていない」と「少ない」を混ぜません。
誰が守っているか
| 管理の主体 | 澄江化石遺跡管理研究所が「保護区域の現地の管理の調整に責任を負う」 |
|---|---|
| 職員と資源 | 「実効的な管理計画があり、専任で十分に職員と資源を与えられた管理の主体によって支えられる」 |
| 財源 | 「主に国の資源から来て、市と県の水準のより小さな貢献によって補われる」。「安定した特別の資金が……十分である」 |
| 標本の管理 | 「資産から採集された化石標本の継続する実効的な管理(curation)を最高の国際水準で行う必要が完全に認識され、締約国によって備えられている」 |
| 資産の中 | 「区域は大部分が二次林と低木で覆われ、境界の内部に産業活動も恒久の人の居住も無い」 |
「十分である」と書かれる資産です。35章では足りないと書かれる資産が多かったので、書き分けます。標本の管理(curation)が国際水準で求められる点は、同じ章のダイナソール州立公園71 の「30を超える主要な博物館にある標本」と対になります——71 は持ち出された先を書き、1388 は手元での管理の水準を書きます。「恒久の人の居住が無い」と明記される資産です。
2級で押さえること
本体512 ha/緩衝地帯220 ha(本体の約0.43倍)、2012年登録(境界の変更の行はどちらも無い)、基準(viii)=1つだけ、区分は自然遺産、dossier 1388、シリアルの行が無い、保存状況報告の節が無い、お知らせ2件(どちらも2012年7月の登録のもの)、リンク1件、ほかの保全の仕組みの節が無い、訳のある言語は6つ(アラビア語とロシア語が無い)。この章でいちばん古い年代——5億3000万年前のカンブリア紀前期で、少なくとも16門・約196種、刺胞動物・有櫛動物・エラヒキムシ・脊椎動物の最古の既知の標本、現在知られている最古の化石の脊索動物、Naraoia の消化系と Yunnanozoon の繊細な鰓まで書かれる。「これまでのところ」「現在知られている」と時点の限定が付く。法が六つ、憲法の条の番号まで引かれる——中華人民共和国憲法第9条+環境保護法(2002)・文化財保護法(2002)・古生物標本の管理に関する規則(国土資源部、2002)・地質遺跡の保護と管理に関する規則(1995)・雲南澄江動物群化石の保護に関する規則(1997)=資産の名を冠した規則。憲法の条の番号まで引かれる資産は261件で初めて。自然遺産なのに「文化財保護法」が引かれ、同じ章のダイナソール州立公園71 も「歴史資源法」を引く。一覧に「ほかの保全の仕組み」の節が無いのに、本文は「資産は完全に中国国家ジオパークの内部にある」と書く——「国家ジオパーク」と「UNESCO 世界ジオパーク」は別の指定で、一覧に出るのは後者だけ。そのジオパークのゾーニング計画が保護の戦略に入る。保全のための施設が完全性に影響した——小藍田で遊歩道を作るための深い掘削と、最初の化石の発見の場所の上に廟灘山で建てられた博物館で、「道と博物館の建設の両方が遺跡の完全性に影響を与えた」。対応は系統的な審査と承認の過程の導入と「将来の基盤施設の整備を完全に制限した」で、同じ章の71 の「既存の施設区域の内部でのみ許される」より強い。価値の証拠が資産の外にも緩衝地帯の外にもある(「適切なより広い保護を受ける必要があり、資産の文脈を与えるために重要である」。)。監視は「資産のより広い周囲の保護の監視と統合される必要がある」。緩衝地帯の中にあった14のリン鉱の採掘が2008年までにすべて閉鎖され、復旧は「相当の時間がかかるだろう」。「資産そのものには採掘の活動は実際に影響していない」と否定の形で書かれ、鉱山を開かない/再開しないという「継続する約束」が「決定的に重要」。同じ章のステウンスの崖壁1416 は緩衝地帯に稼働中の採石場があるので、1388 は閉鎖された過去、1416 は稼働中の現在。訪問者の数が実績と「予期された最大」で書かれる——2012年に4-5,000人(大部分が地元の人・近隣からの個人・訪問する科学者)、登録の時点で予期された最大は約3〜4万人。この章で数が書かれるのは1388 だけ。措置はガイドの提供・制限区域の指定・化石の採集への厳格な制限。職員と資金が「十分である」と書かれる。標本の管理(curation)を「最高の国際水準で」行う必要が締約国によって備えられている。境界の内部に産業活動も恒久の人の居住も無い。
準1級
準1級向けに理解を深める
準1級の掲載範囲は確かめていません。準1級の範囲は「日本の全遺産と主要な世界の遺産700件」ですが、どの700件かは公式に出ていません。ここに並ぶのは、ゼミが作ったキーワードの練習(試作46本)で、この記事がどのキーワードに入ったかです。公式テキストの分類ではありません。
この遺産は、準1級のキーワードで2通りに出てきます
| キーワード | このキーワードで見るもの | 本文の手がかり |
|---|---|---|
| 化石 | 採集をどう規制するか。語の段階が資産ごとに違う | 「雲南澄江動物群化石の保護に関する規則」 |
| 産業・経済活動関連遺産 | 産業の跡が、どんな形で資産になっているか | 「鉱山を開かない/再開しない」 |
準1級は、遺産を1件ずつではなくキーワードで横に読みます。同じ資産が、キーワードごとに別の一文で引かれます。「この遺産はどのテーマか」ではなく、「このキーワードで読むと、この遺産の何が見えるか」で読みます。
キーワードで練習する
級別の確認問題
2級 確認問題
答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。
確認1:澄江の化石出土地域の保護管理の節における法の引かれ方は?
- 法令の名前はいっさい書かれず、「国内法による保護」とだけ書かれていて細かさが無い
- 憲法の条の番号と、年つきの法令・規則が並ぶ
- 法令の名前は一つだけ書かれていて、それは資産の名を冠した規則であり年は添えられていない
- 国内法ではなく国際条約だけが引かれていて、世界遺産条約と生物多様性条約の二つが挙がる
正解と解説を開く
正解:2.憲法の条の番号と、年つきの法令・規則が並ぶ
中華人民共和国憲法第9条のもとで保護され、環境保護法(2002年)、文化財保護法(2002年)、古生物標本の管理に関する規則(国土資源部、2002年)、地質遺跡の保護と管理に関する規則(1995年)、雲南澄江動物群化石の保護に関する規則(1997年)が並びます。憲法の条の番号まで引かれる資産は、これまで読んだ261件で初めてです。自然遺産なのに文化財保護法が引かれる点も記録します。
確認2:澄江の化石出土地域の完全性の節が、遊歩道と博物館について書いているのは?
- どちらも資産の境界の外に作られたので、遺跡の完全性には影響しなかったということ
- 博物館は最初の化石の発見の場所から離れた位置に建てられたので、価値は損なわれなかったということ
- どちらの建設も、遺跡の完全性に影響を与えたということ
- 遊歩道と博物館の計画は審査の過程で承認されなかったので、建設されていないということ
正解と解説を開く
正解:3.どちらの建設も、遺跡の完全性に影響を与えたということ
小藍田の鍵となる層序の断面では遊歩道を作るために深い掘削が行われ、廟灘山では最初の澄江動物群の化石の発見の場所の上に博物館が建てられました。見せるための施設が完全性に影響したと一次資料が自分で書く形です。そのあとに、系統的な審査と承認の過程の導入と、「将来の基盤施設の整備を完全に制限した」ことが続きます。
確認3:澄江の化石出土地域の緩衝地帯にあった採掘について、一次資料が書いているのは?
- 14のリン鉱の操業が2008年以降すべて閉鎖され、復旧は進行中だということ
- 採掘の操業は資産の本体の内部で行われていて、価値を担う地層が実際に失われたということ
- 採掘の操業はいまも続いていて、資産に切れ目を作っているので連続性資産になったということ
- 緩衝地帯で採掘が行われたことはなく、鉱山の計画が提案された段階で止められたということ
正解と解説を開く
正解:1.14のリン鉱の操業が2008年以降すべて閉鎖され、復旧は進行中だということ
「2004年より前、資産の緩衝地帯で14のリン鉱の採掘の操業が行われていた。2008年以降、それらはすべて閉鎖された」と書かれ、復旧の過程は「相当の時間がかかるだろう」と続きます。「資産そのものには採掘の活動は実際に影響していない」とも書かれます。鉱山を開かない/再開しないという「継続する約束」が「決定的に重要である」と求められます。
確認4:澄江の化石出土地域の訪問者の数について、一次資料に書かれているのは?
- 登録の時点で予期された最大の数だけが書かれていて、実際に何人来たかは書かれていない
- 実績の数だけが書かれていて、これから何人まで受け入れられるかには触れていない
- 訪問者の数はいっさい書かれておらず、ガイドの提供と制限区域の指定だけが書かれている
- 2012年の実績と、登録の時点で予期された最大の数の両方
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正解:4.2012年の実績と、登録の時点で予期された最大の数の両方
2012年は数千人(4-5,000人)で、その大部分は地元の人びとか近隣の区域からの個人、そして訪問する科学者だと書かれます。「登録の時点で予期された最大の数は約3〜4万人と見積もられた」とも書かれます。この章の5件で、訪問者の数が書かれるのはこの資産だけです。「書かれていない」と「少ない」を混ぜません。
参考資料
確認日:2026年10月29日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。