エル・ビスカイノ鯨保護区

緑色の海面から、コブのついた灰色のクジラの頭がまっすぐ立ち上がっている。
Joe McKenna from San Diego, California / CC BY 2.0 / 出典 / 加工: 長辺1800pxに縮小
登録年
1993年
所在国
メキシコ
登録区分
自然遺産
地域
南北アメリカ
登録基準
(x)

どこにあり、何が登録されたのか — 基準が(x)だけ

メキシコ、バハ・カリフォルニア半島中部の太平洋岸。

本体 一覧は369,631 ha/概要は「二つの構成要素の総計は370,950 ha」
緩衝地帯 一覧に行が無い(ただし本文が「事実上の海の緩衝地帯」を書く)
登録 1993年、基準 (x)だけ=1つ
dossier 554(bis / rev なし)
シリアル はい(`Serial: yes`)
保存状況報告 6年分(1995-2000年)
GIS データ 未受領
ほかの保全の仕組み 2制度・3要素(生物圏保存地域1要素=エル・ビスカイノ/ラムサール2要素=オホ・デ・リエブレ潟、サン・イグナシオ潟)

節の見出しが二つ変わっている

節 見出し
概要 `Brief Synthesis`(S が大文字)
完全性 `Integrity`
保護管理 `Requirements for Protection and Management`(語順が逆)

大多数は `Protection and management requirements` です。変種が二つ重なる資産は、20章のストックレ邸1298、18章のカラル1269 と同じ型です。自然遺産でも見出しの揺れが起きます。

面積が1,319 ha 違う

一覧の369,631 ha と概要の370,950 ha は1,319 ha違います。概数と実数の違いでは説明がつきません。一覧を正として369,631 ha と記録し、概要の数値は「二つの構成要素の総計」として書かれていたことを添えます。

この章で基準が1つだけの資産

基準(x)(生物多様性の現地保全)だけが付いています。38章のティグローヴァヤ・バルカ1685 は(ix)だけでした。自然遺産でも基準1つの資産があります。

二つの潟と、ウランゲリ島につながる移動

二つの構成要素

ラグナ・オホ・デ・リエブレ —
ラグナ・サン・イグナシオ —
周囲 「湿地、沼沢、塩生植物、砂丘、砂漠の生息地の複雑なモザイク、および移行の区域のマングローブ」

「メキシコ最大の保護区域であるエル・ビスカイノ生物圏保存地域の中に埋め込まれ、それが北のもう一つの大きな保全区域と連続している」とされます。

捕鯨の場が、いまは回復の場

潟は、かつて絶滅が危惧された北太平洋コククジラの東の亜個体群の繁殖のための世界で最も重要な場所として認められている。これらの冬の繁殖地の保護は、商業捕鯨の結果としての絶滅寸前の後のこの種の顕著な回復において最も重要だった——まさにこれらの潟における捕鯨も含めて。

資産そのものが捕鯨の場だったことが書かれる例です。38章のナミブ砂漠1430 の「保護の元の理由はダイヤモンド採掘の潜在だった」と同じく、いまの価値と過去の用途が逆です。

移動先が、同じ章の外の資産につながる

亜個体群の大半は、潟とチュクチ海、ボーフォート海、北西ベーリング海の夏の餌場のあいだを移動する。

38章のウランゲリ島1023 はチュクチ海にあり、その基準(x)に「メキシコから移動するコククジラ……一部は別の世界遺産、エル・ビスカイノのクジラ保護区から来る」と書かれています。

ウランゲリ島1023(38章) エル・ビスカイノ554
書き方 相手を世界遺産として名指しする 相手の海域を書くが、世界遺産としては名指ししない
季節 夏の餌場 冬の繁殖地

二つの資産が同じ個体群でつながっていますが、名指しするのは片方だけです。ゼミは、両方の書き方を記録します。

ほかの生き物

ハンドウイルカ、カリフォルニアアシカ、ゼニガタアザラシ。四つのウミガメの種(「最も重要なのはアオウミガメとアカウミガメ」)。ミサゴの主要な定住個体群と「メキシコの越冬コクガンの個体群の半分以上」。周囲の砂漠は生物地理的にソノラ砂漠の一部で、「きわめて多様な動植物相を誇る」。

完全性 — 「現地保全の利益と欠点の両方を物語る例」

境界 「資産の境界は、オホ・デ・リエブレとサン・イグナシオの沿岸潟を全体として覆う。それによって、資産の鍵となる保全価値である敏感なコククジラの生息地の主要な区域を包含する」
陸の緩衝 「広大な陸の保護区域が潟の陸の緩衝として役立つ——海陸の相互作用の維持についても含めて」
海の緩衝 「資産を含み取り囲む生物圏保存地域はまた、海岸から5キロメートルの海の帯を緩衝地帯として含み、それが資産の事実上の海の緩衝地帯(de facto marine buffer zone)としても役立つ」

一覧に緩衝地帯の行が無い資産ですが、本文が陸と海の二つの「事実上の緩衝」を書きます。同じ章のシャーク湾578 も本文にだけ緩衝を書きました。「一覧に行が無い=緩衝が無い」とは読みません。

現地保全の欠点が書かれる

繁殖するコククジラの個体群、地球規模の重要性を持つ並外れた保全の特徴は、その生活周期の比較的小さな部分だけを資産の内側で過ごすことに注意することが重要である。この意味で、資産は現地保全の利益と欠点の両方を物語る例(a telling example of both the benefits and the shortcomings of in-situ conservation)である。

北太平洋コククジラの東の亜個体群の将来は、疑いなく、資産の成功した保全と、特定の遺跡を越えたより広い国際的な努力の両方に依存するだろう。

一次資料が「現地保全の欠点」という語を使って、資産の枠組みそのものの限界を書く資産は、これまで読んだ182件でエル・ビスカイノ554 とココス島820 の二つです。

遺産 書かれていること
エル・ビスカイノ554 「資産は現地保全の利益と欠点の両方を物語る例」。個体群は生活周期の小さな部分だけを資産内で過ごす
ココス島820 「海の限界は多くの渡りの種の生活周期に正義をなしていない」「資産は……長期の保全を達成できない」
グレート・バリア・リーフ154 鍵となる過程のいくつかは境界の外で起きる
ティグローヴァヤ・バルカ1685(38章) 価値の維持は上流の水源からの水の供給に依存する

「資産を守れば価値が守られる」とは限りません。一次資料がその限界を書いているときは、そのまま記録します。

「遠隔の砂漠においてさえ」

人間の影響は比較的限られている。同時に、遠隔の砂漠においてさえ人間の活動が自然の環境に増大する圧力をかけてきたことは注目に値する。資産で捕鯨は完全に止まったが、懸念の続く理由には、過剰な漁業、広範な蒸発塩の生産、統制されていない観光の開発が含まれる(ただしそれらに限られない)。

保護管理 — 構成要素で規制が違う

保護の年表

年
1937年 「最初の適用可能な保全の努力は、メキシコと合衆国のあいだの二国間協定「渡り鳥と狩猟獣の保護のための条約」で、この年に批准された」
1949年 「もう一つの枠組みは、メキシコの国際捕鯨委員会への加盟で、それは設立以来コククジラを商業捕鯨から保護してきた」
(より最近) 「連邦法制がコククジラを「特別な保護に服する」と列記する」
1971年 連邦令がオホ・デ・リエブレ潟にクジラの海の避難区域を設立
1972年 「翌年のもう一つの令が潟の周りにいくつかの避難所を設立」
1979年 さらに別の令がサン・イグナシオ潟に鯨類の避難所を設立
1988年 連邦政府がエル・ビスカイノを生物圏保存地域と宣言、「今日の資産を包含して」
1993年 「エル・ビスカイノはUNESCO 人間と生物圏計画のもとで国際的に認められた」(登録と同じ年)

保護の年表が二国間条約(1937年)から始まる資産は、これまで読んだ182件でここだけです。世界遺産の登録(1993年)より56年前の協定が「最初の適用可能な保全の努力」とされます。

塩を運ぶ船が通る

ラグナ・オホ・デ・リエブレはゲレロ・ネグロの港町の隣に位置する——ホエールウォッチングの中心だが、産業規模の塩採取の場でもある。船が潟から塩を沖合の深水ドックへ運ぶ。この船の往来は、海岸沿いのほかの船の往来と増える数の観光船とともに、攪乱、汚染、さらには海の哺乳類との衝突の危険を伴う。

同じ資産の構成要素で規制が違う

サン・イグナシオ潟と違って、オホ・デ・リエブレでは鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられておらず、重要なコククジラの生息地を犠牲にした将来の塩採取の潜在的な危険をはらむ。

同じ資産の二つの構成要素で規制が違うと明記される資産は、これまで読んだ182件でここだけです。

遺産 構成要素ごとに違うもの
エル・ビスカイノ554 規制(オホ・デ・リエブレでは鉱業が明示的に禁じられていない)
大運河1443(27章) 完全性の状態(85件のうち71件と14件)
ケープ植物区1007(38章) 管理計画の有無(私有の山岳集水区域のいくつかを除いて)
クラック・デ・シュヴァリエ1229(22章) 管理体系(城ごとに別)
ガウディ320(21章) 所有者(7件で7つ)

シリアル資産では「構成要素ごとに何が違うか」を読みます。「資産全体が同じように守られている」とは限りません。

ほかの脅威

乱獲と違法漁業(「両方の潟の内と周りで起き、太平洋岸沿いのより広い懸念でもある」)。「コククジラ、ほかの海の哺乳類、ウミガメは漁具への絡まりで致命的に苦しみうる」。不適切な廃棄物の管理と「無責任で過剰なホエールウォッチング」による直接の攪乱。「統制されていないオフロード走行と周囲の砂漠での密猟」。

「利害の恒久の均衡」が必要とされる

「挑戦は洗練された管理プログラムに記録されている」

エル・ビスカイノ鯨保護区は、自然資源の統合された管理の例として役立つ潜在を持つ。際立った場所の保全を越えて、自然の塩の持続可能な利用、海の資源の収穫、ホエールウォッチングの余地がある。ただしこれは、この資産で保護される自然資源に生計が依存する地元の共同体のものを含む利害の恒久の均衡(a permanent balancing of interests)を要する。それはまた、技能があり動機づけられた職員、適切な財政の資源、そして保全と管理の活動への地元の共同体からの完全な支持を要する。

「禁じる」のではなく「均衡を保ち続ける」ことが書かれる例です。同じ章のココス島820 は逆に「いかなる採取も禁じられている」です。

2級で押さえること

基準(x)だけ=1つ、本体は一覧369,631 ha/概要「二つの構成要素の総計は370,950 ha」で1,319 ha 違う(概数と実数では説明がつかないので一覧を正とし、概要の数値は書かれている文脈を添える。)、緩衝地帯は一覧に行が無いが、本文が陸と海の二つの「事実上の緩衝」を書く、1993年登録、dossier 554(bis / rev なし)、`Serial: yes`、保存状況報告6年分(1995-2000年)、GIS データ未受領、2制度3要素(生物圏保存地域1=エル・ビスカイノ/ラムサール2=オホ・デ・リエブレ潟、サン・イグナシオ潟)、自然遺産なので節は三つ。節の見出しの変種が二つ重なる——`Brief Synthesis`(S が大文字)と `Requirements for Protection and Management`(語順が逆)。20章のストックレ邸1298・18章のカラル1269 と同じ型で、自然遺産でも見出しの揺れが起きる。二つの沿岸潟(ラグナ・オホ・デ・リエブレとラグナ・サン・イグナシオ)とその周囲で、「メキシコ最大の保護区域であるエル・ビスカイノ生物圏保存地域の中に埋め込まれ、それが北のもう一つの大きな保全区域と連続している」。捕鯨の場が、いまは回復の場——「これらの冬の繁殖地の保護は、商業捕鯨の結果としての絶滅寸前の後のこの種の顕著な回復において最も重要だった——まさにこれらの潟における捕鯨も含めて」。38章のナミブ砂漠1430 の「保護の元の理由はダイヤモンド採掘の潜在だった」と同じく、いまの価値と過去の用途が逆。移動先が38章の資産につながる——「亜個体群の大半は、潟とチュクチ海、ボーフォート海、北西ベーリング海の夏の餌場のあいだを移動する」。ウランゲリ島1023(チュクチ海)の基準(x)は「メキシコから移動するコククジラ……一部は別の世界遺産、エル・ビスカイノのクジラ保護区から来る」と相手を世界遺産として名指しするが、エル・ビスカイノ554 は相手の海域を書くだけで名指ししない——二つの資産が同じ個体群でつながっているが、名指しするのは片方だけなので両方の書き方を記録する。ほかにハンドウイルカ、カリフォルニアアシカ、ゼニガタアザラシ、四つのウミガメの種(「最も重要なのはアオウミガメとアカウミガメ」)、ミサゴの主要な定住個体群、「メキシコの越冬コクガンの個体群の半分以上」。周囲の砂漠は生物地理的にソノラ砂漠の一部。完全性で、陸と海の二つの「事実上の緩衝」が書かれる——「広大な陸の保護区域が潟の陸の緩衝として役立つ——海陸の相互作用の維持についても含めて」「資産を含み取り囲む生物圏保存地域はまた、海岸から5キロメートルの海の帯を緩衝地帯として含み、それが資産の事実上の海の緩衝地帯(de facto marine buffer zone)としても役立つ」。同じ章のシャーク湾578 も本文にだけ緩衝を書くので、「一覧に行が無い=緩衝が無い」とは読まない。一次資料が「現地保全の欠点」という語で資産の枠組みそのものの限界を書く——「繁殖するコククジラの個体群……は、その生活周期の比較的小さな部分だけを資産の内側で過ごすことに注意することが重要である。この意味で、資産は現地保全の利益と欠点の両方を物語る例である」「北太平洋コククジラの東の亜個体群の将来は、疑いなく、資産の成功した保全と、特定の遺跡を越えたより広い国際的な努力の両方に依存するだろう」。ココス島820 とこの二つだけ。「資産を守れば価値が守られる」とは限らないので、一次資料がその限界を書いているときはそのまま記録する。「人間の影響は比較的限られている。同時に、遠隔の砂漠においてさえ人間の活動が自然の環境に増大する圧力をかけてきたことは注目に値する」。「資産で捕鯨は完全に止まった」が、過剰な漁業、広範な蒸発塩の生産、統制されていない観光の開発が懸念として続く。保護の年表が二国間条約から始まる資産は182件でここだけ——1937年にメキシコと合衆国のあいだの「渡り鳥と狩猟獣の保護のための条約」が批准され、それが「最初の適用可能な保全の努力」とされる(世界遺産の登録1993年より56年前)。1949年のメキシコの国際捕鯨委員会への加盟、1971年の連邦令(オホ・デ・リエブレ潟のクジラの海の避難区域)、1972年(潟の周りのいくつかの避難所)、1979年(サン・イグナシオ潟の鯨類の避難所)、1988年(生物圏保存地域の宣言)、1993年(UNESCO 人間と生物圏計画のもとでの国際的な承認。登録と同じ年)。ゲレロ・ネグロの港町が「ホエールウォッチングの中心だが、産業規模の塩採取の場でもある」。「船が潟から塩を沖合の深水ドックへ運ぶ」ので、「攪乱、汚染、さらには海の哺乳類との衝突の危険を伴う」。同じ資産の構成要素で規制が違うと明記される資産は182件でここだけ——「サン・イグナシオ潟と違って、オホ・デ・リエブレでは鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられておらず、重要なコククジラの生息地を犠牲にした将来の塩採取の潜在的な危険をはらむ」。シリアル資産では「構成要素ごとに何が違うか」を読み、「資産全体が同じように守られている」とは限らないとみなす。ほかの脅威は乱獲と違法漁業(「コククジラ、ほかの海の哺乳類、ウミガメは漁具への絡まりで致命的に苦しみうる」)、不適切な廃棄物の管理と「無責任で過剰なホエールウォッチング」、「統制されていないオフロード走行と周囲の砂漠での密猟」。「禁じる」のではなく「均衡を保ち続ける」ことが書かれる——「エル・ビスカイノ鯨保護区は、自然資源の統合された管理の例として役立つ潜在を持つ。際立った場所の保全を越えて、自然の塩の持続可能な利用、海の資源の収穫、ホエールウォッチングの余地がある。ただしこれは……利害の恒久の均衡を要する」「技能があり動機づけられた職員、適切な財政の資源、そして……地元の共同体からの完全な支持を要する」。同じ章のココス島820 は逆に「いかなる採取も禁じられている」。

オリジナル確認問題

答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。

確認1:エル・ビスカイノ鯨保護区の完全性の節が、コククジラの個体群について書いているのは?

  1. コククジラの個体群については書かれていない
  2. その生活周期の比較的小さな部分だけを資産の内側で過ごすので、資産は現地保全の利益と欠点の両方を物語る例である
  3. その生活周期のほぼ全体を資産の内側で過ごすので、資産の保全だけで種の将来は確保される
  4. その生活周期の比較的小さな部分だけを資産の内側で過ごすので、資産の登録そのものが適切でなかったと委員会が結論づけたとされている
正解と解説を開く

正解:2.その生活周期の比較的小さな部分だけを資産の内側で過ごすので、資産は現地保全の利益と欠点の両方を物語る例である

一次資料が「現地保全の欠点」という語で、資産の枠組みそのものの限界を書く例です。「亜個体群の将来は……資産の成功した保全と、特定の遺跡を越えたより広い国際的な努力の両方に依存するだろう」とされます。

確認2:二つの潟の規制について、保護管理の節に書かれているのは?

  1. サン・イグナシオ潟と違って、オホ・デ・リエブレでは鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられていない
  2. 二つの潟の規制の違いは書かれていない
  3. オホ・デ・リエブレと違って、サン・イグナシオ潟では鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられていない
  4. 両方の潟で鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられている
正解と解説を開く

正解:1.サン・イグナシオ潟と違って、オホ・デ・リエブレでは鉱業の探査と採掘が明示的に禁じられていない

同じ資産の二つの構成要素で規制が違うと明記される資産は、これまで読んだ182件でここだけです。「重要なコククジラの生息地を犠牲にした将来の塩採取の潜在的な危険をはらむ」とされます。

確認3:エル・ビスカイノ鯨保護区の「最初の適用可能な保全の努力」として、保護管理の節に書かれているのは?

  1. 保護の年表については書かれていない
  2. 1988年に連邦政府がエル・ビスカイノを生物圏保存地域と宣言し、それが最初の適用可能な保全の努力とされていること
  3. 1949年のメキシコの国際捕鯨委員会への加盟
  4. 1937年に批准された、メキシコと合衆国のあいだの二国間協定「渡り鳥と狩猟獣の保護のための条約」
正解と解説を開く

正解:4.1937年に批准された、メキシコと合衆国のあいだの二国間協定「渡り鳥と狩猟獣の保護のための条約」

保護の年表が二国間条約から始まる資産は、これまで読んだ182件でここだけです。世界遺産の登録(1993年)より56年前の協定です。国際捕鯨委員会への加盟(1949年)は「もう一つの枠組み」として続けて書かれます。

確認4:エル・ビスカイノ鯨保護区の緩衝地帯について、UNESCO のページに書かれているのは?

  1. 一覧に緩衝地帯の面積が書かれている
  2. 一覧に行が無く、本文にも緩衝についての記述は無い
  3. 一覧に行は無いが、完全性の節が広大な陸の保護区域を「陸の緩衝」とし、生物圏保存地域の海岸から5 km の海の帯を「事実上の海の緩衝地帯」とする
  4. 一覧に行は無いが、完全性の節が海岸から5 km の海の帯だけを緩衝地帯とし、陸側の広大な保護区域は緩衝としては役立っていないと明記するので、陸の緩衝は無い
正解と解説を開く

正解:3.一覧に行は無いが、完全性の節が広大な陸の保護区域を「陸の緩衝」とし、生物圏保存地域の海岸から5 km の海の帯を「事実上の海の緩衝地帯」とする

「一覧に行が無い=緩衝が無い」とは読みません。陸と海の二つの「事実上の緩衝」が書かれています。同じ章のシャーク湾578 も、本文にだけ緩衝を書きます。

参考資料

確認日:2026年10月28日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。

参照した公式教材の版: くわしく学ぶ世界遺産300 <第6版>

この遺産が出題される級は、上のバッジから確認できます。