基本を学ぶ
どこにあり、何が登録されたのか — 森が構成要素に入る
トルコ、チョルム県ボアズカレ地区。中央アナトリア北部山地地域。
| 本体 | 268.46 ha |
|---|---|
| 緩衝地帯 | 一覧に行が無い |
| 登録 | 1986年、基準 (i)(ii)(iii)(iv) |
| dossier | 377 |
| 連続性資産 | はい(Serial: yes) |
四つの構成要素のうち一つが森
資産は、ヒッタイトの市の区域、北のヤズルカヤの岩の聖域、東のカヤル・ボアズの遺構、そして南のイビキチャム森からなる。
森が文化遺産の構成要素に入る資産です。理由も書かれます。
イビキチャム森は、ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例の一つを代表している。
「当時の景観の最後の例」であることが、構成要素に入る理由です。自然そのものの価値ではなく、ヒッタイト時代の環境を代表することが根拠になっています。
地形
それはブダキョズ平原の南端に、谷の上約300 m に立ち上がる斜面に横たわり、クズラルカヤス小川によって北の下の市と南の上の市に分けられている。
壁と門
長さ8 km を超える記念碑的な囲いの壁が市の全体を囲む。下の市の周りにはより古い壁の遺構があり、大きな市の区域を別々の地区に分ける区画の壁がある。
上の市の要塞の遺構は、百を超える塔を伴う二重の壁をなし、今日知られているかぎり、五つの門がある——西に二つ、南西に獅子の門、南東に王の門、そして市の南に行列の門であるスフィンクスの門。
`as far as is known today`(今日知られているかぎり)と、数そのものに限定が付きます。「五つある」ではなく「今日知られているかぎり五つ」です。
後者は、石で塗り込められた斜面を伴う高い人工の稜堡の上に位置し、頂上の門口に導く二つの階段と、その下を走るアーチの石のトンネルを伴う。
門の名前が、節によって違う
| 出どころ | 名前 |
|---|---|
| 説明文 | `Lions’ Gate`(獅子たちの門)/`Royal Gate`(王家の門)/`Yazilikaya`(記号なし) |
| 概要 | `Lion’s Gate`(獅子の門)/`King’s Gate`(王の門)/`Yazılıkaya`(記号つき)/`Kayalı Boğaz`(空白あり) |
| 基準(i) | `Lions’ Gate`/`Royal Gate`/`Yazılıkaya` |
| 保護管理 | `Kayalıboğaz`(空白なし)/`Yazılıkaya` |
同じ門が `Lions’ Gate` と `Lion’s Gate`、`Royal Gate` と `King’s Gate` の二通りで書かれます。同じ遺構の名前が `Kayalı Boğaz` と `Kayalıboğaz` で空白が違い、`Yazilikaya` と `Yazılıkaya` で記号が違います。同じものを指しているので食い違いではなく、表記の揺れです。
神殿と、いちばん長い碑文
中央の上の市の岩の峰に置かれた要塞の印象的な遺構がヒッタイトの岩の石積みの複雑さに証しており、ヒッタイト帝国からの知られたなかでいちばん長いヒッタイトの聖刻文字の碑文が上の市のニシャンテペで見つかりうる。
大神殿として知られる紀元前13世紀のヒッタイトの神殿のもっともよく保存された遺構が下の市に位置する。似た年代と形の、ただし全般に小さいほかの神殿が上の市にあり、それは大部分がヒッタイトとフルリの万神殿の神々と女神のための神殿の市からなっていた。
上の市が「神殿の市」だったと書かれます。
ヤズルカヤとカヤル・ボアズ
名高いヤズルカヤの岩の聖域は、岩盤に切り込まれた二つの自然の部屋を伴う野外の神殿であり、首都の北東2 km、山の障壁の斜面に横たわる。岩の部屋の壁はヒッタイトの浮彫りの美術のもっとも豊かでもっとも際立った見本で覆われ、神々と女神、そして大王トゥトハリヤ4世の姿を描いている。
カヤル・ボアズは楔形文字の碑文に最初に言及され、王の門の東1.5 km に位置する大きな要塞化された集落である。それは、市へ通じる主要な道を見張り統制するために田野に置かれた前哨と拠点の一つとして働いたかもしれない。
「働いたかもしれない(may have served)」と限定が付きます。
基準四つと完全性 — 脅威が「無い」と書かれる
基準四つ
基準(i):市の要塞は、獅子たちの門、王家の門、ヤズルカヤの岩壁の総体とその彫刻された帯状装飾とともに、唯一無二の芸術の達成を代表している。
基準(ii):ハットゥシャは、アナトリアと北シリアにおける紀元前2千年紀と1千年紀の文明に支配的な影響を及ぼした。
説明文は「紀元前2千年紀」だけですが、基準(ii)は「2千年紀と1千年紀」と範囲が広いです。どちらも書かれているとおりに記録します。
基準(iii):この政治と宗教の首都の宮殿、神殿、交易の区画、ネクロポリスが、ヒッタイトの首都の包括的な像を与え、いまは消え去ったヒッタイト文明に唯一無二の証しをなしている。
基準(iv):いくつもの型の建物または建築の総体がハットゥシャに完全に保存されている——王の居所、神殿、そして要塞。
完全性 — 脅威が無いと書かれる
顕著な普遍的価値を表すのに必要なすべての属性が資産の内側にある。資産の立地を考えると、産業の開発からの有害な影響も脅威も無い。住居の区域もまた考古遺跡からかなりの距離にあり、北と北西に広がっている。それは、都市の開発が現在資産への脅威ではないことを含意している。自然の環境のなかの資産の環境は、いかなる近代の影響もなく、やはり維持されてきた。
脅威が無いと、しかも理由つきで書かれる資産です。9章の平和教会1054 は「資産について同定された潜在的な脅威とリスクは無い」と一文で書きましたが、ハットゥシャ377 は立地と住居区域の距離という理由を挙げます。
| 遺産 | 脅威が無い書き方 |
|---|---|
| ハットゥシャ377 | 「資産の立地を考えると、産業の開発からの有害な影響も脅威も無い」「都市の開発が現在資産への脅威ではないことを含意している」——理由つき。「いかなる近代の影響もなく」 |
| 平和教会1054(9章) | 「資産について同定された潜在的な脅威とリスクは無い」——一文で、理由は無い |
| ゲラティ710(10章) | 「開発の圧力は存在するが、脅威の水準は低く、過程は現在統制のもとにある」——ある、ただし低い |
「無い」「無い(理由つき)」「あるが低い」は別のこと。強さごと記録します。
完全性の節に、弱点も課題も書かれていません。
真正性 — ドイツの研究所の長年の仕事
掘り出されたものの幅
組み合わされた考古の研究、ドイツ考古学研究所の長期の修復と保存の努力が、トルコの当局との緊密な協力のうちに、神殿、宮殿、住まいのような多種多様な建物だけでなく、大きな埋められた穀倉と人工の水の池のような技術と共同の施設も掘り出してきた。
穀倉と水の池が、神殿や宮殿と並んで挙げられます。17章のギョベクリ・テペ1572 も同じドイツの研究所が出てきますが、あちらは `German Archaeological Institute`、こちらは `German Archaeology Institute` と綴りが違います。同じ機関を指しているので表記の揺れとして記録します。
それらの発見は、近東と中東のもっとも魅惑的な古代の市の一つへのアクセスを与えた。
介入はあったが、真正性は保たれている
保全の目的のために介入が行われてきたが、属性は形、設計、配置の点でその真正性を大きくは保ってきた。それが訪問者に青銅器時代の大都市を経験させ、建物のあいだの関係を理解させている。
これらの条件が引き続き満たされることを確かにするため、修復の材料と技法の使用への注意深い考慮が必要である。
真正性の節が、将来への注意で終わります。何をすべきかは「注意深い考慮」までで、具体的な材料や技法は書かれていません。
真正性の節に、年代の検証も、割合も、交換の周期も書かれていません。14章のエピダウロス491(競技場の90%)や17章のテーベ87(80%)とは書き方が違います。
誰が守っているか — 等級が1級から3級まで分かれる
同じ資産の中で、保護の等級が分かれる
| 対象 | 等級 |
|---|---|
| 古代の市の区域 | 1級と2級考古遺跡 |
| カヤルボアズとヤズルカヤ | 1級考古遺跡 |
| カヤルボアズ、ヤズルカヤ、古代の市を包む区域 | 2級と3級考古地帯 |
古代の市の区域、カヤル・ボアズ、ヤズルカヤは国家保全法第2863号の保護のもとにある。
14章のトロイア849・ネムルット・ダー448、17章のギョベクリ・テペ1572 も同じ法律第2863号です。トルコの四つの資産が同じ法律で守られています。
等級が1級から3級まで、同じ資産の中で分かれます。ギョベクリ・テペ1572 は本体が1級、緩衝地帯が3級でした。ハットゥシャ377 は本体の中でも1級と2級に分かれます。
さらに、カヤルボアズ、ヤズルカヤ、古代の市を包む区域が2級と3級の考古地帯と宣言され、資産の内側のすべての介入を統制し、登録資産の保全を支えることを可能にしている。
資産の内側のすべての物理の介入について、地域保全協議会の承認が得られなければならない。
国立公園の中にある
さらに、資産はボアズキョイ-アラジャホユック国立公園の内側に位置し、それは1988年閣僚会議政令第13331号によって承認された。この行政の組織が、考古、歴史、文化、自然の価値がともに守られることを保証する。
一次資料は `Council of Ministers’ Degree No 13331` と書いており、`Decree`(政令)が `Degree`(等級・度)になっています。同じ節で「1級考古遺跡(1st degree)」の `degree` が何度も使われているので、取り違えやすい誤りです。
資産が国立公園の中にある例です。14章のトロイア849(森林省の国立公園局の計画が主たる文書)、ブトリント570(国立公園が管理に責任)、ネムルット・ダー448(国立公園の長期開発計画)と並びます。ただし377 は「この行政の組織が……保証する」と肯定的に書かれるだけで、計画の名は出ません。
管理は省と博物館が共同で
資産の保全と保護は、トルコ文化観光省とチョルム博物館によって共同で行われる。さらに、それらの当局は、考古遺跡に関わるすべての活動と、そのすぐの周囲におけるあらゆるインフラの開発を統制する。
17章のギョベクリ・テペ1572 は国・地域・在地の三つの水準でした。377 は省と博物館の二者です。同じ国でも書き方が違います。
管理計画ではなく「保全の計画」
意思決定は、保全協議会の決定によって承認された遺跡のための保全の計画によって導かれる。これらの計画の道具は、資産の長期の保護を確かにするため体系的な見直しを要する。
「管理計画」の語は出ず、「保全の計画」です。しかも「体系的な見直しを要する」と書かれます。
一覧の下部
| 記載 | 中身 |
|---|---|
| 緩衝地帯 | 行が無い(本文にも緩衝地帯の記述が無い) |
| 保存状況報告 | 記載なし |
| GIS のデータ | 未受領 |
| ほかの保全の仕組み | 記載なし |
| タブ | `Assistance` は無い |
緩衝地帯の行が無く、本文も緩衝地帯に触れません。代わりに「2級と3級の考古地帯」が資産を包んでいますが、一次資料はそれを緩衝地帯と呼んでいません。
2級で押さえること
基準(i)(ii)(iii)(iv)、トルコ・チョルム県ボアズカレ地区、本体268.46 ha、緩衝地帯の行は無い(本文にも緩衝地帯の記述が無い)、1986年登録、`Serial: yes`。構成要素は四つ——ヒッタイトの市の区域/北のヤズルカヤの岩の聖域/東のカヤル・ボアズの遺構/南のイビキチャム森。森が構成要素に入る理由は「ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例の一つを代表している」こと(自然そのものの価値ではない)。ブダキョズ平原の南端、谷の上約300 m の斜面にあり、クズラルカヤス小川が北の下の市と南の上の市に分ける。長さ8 km を超える記念碑的な囲いの壁。上の市の要塞は百を超える塔を伴う二重の壁で、「今日知られているかぎり、五つの門」(西に二つ、南西に獅子の門、南東に王の門、南に行列の門であるスフィンクスの門)——数そのものに限定が付く。スフィンクスの門は人工の稜堡の上にあり、二つの階段とその下を走るアーチの石のトンネルを伴う。門の名前が節によって違う——`Lions’ Gate`/`Lion’s Gate`、`Royal Gate`/`King’s Gate`、`Yazilikaya`/`Yazılıkaya`、`Kayalı Boğaz`/`Kayalıboğaz`(表記の揺れ)。上の市のニシャンテペに「ヒッタイト帝国からの知られたなかでいちばん長いヒッタイトの聖刻文字の碑文」。下の市に紀元前13世紀の大神殿(もっともよく保存された遺構)、上の市は「大部分がヒッタイトとフルリの万神殿の神々と女神のための神殿の市」。ヤズルカヤは岩盤に切り込まれた二つの自然の部屋を伴う野外の神殿で、大王トゥトハリヤ4世の姿を描く。カヤル・ボアズは「楔形文字の碑文に最初に言及され」、前哨と拠点の一つとして「働いたかもしれない」。基準(ii)は「紀元前2千年紀と1千年紀」(説明文は2千年紀だけ)。基準(iii)は「いまは消え去ったヒッタイト文明」。完全性は脅威が無いと理由つきで書く——「資産の立地を考えると、産業の開発からの有害な影響も脅威も無い」「住居の区域もまた考古遺跡からかなりの距離にあり……都市の開発が現在資産への脅威ではないことを含意している」「いかなる近代の影響もなく」(平和教会1054 は一文で理由なし、ゲラティ710 は「あるが低い」)。真正性はドイツ考古学研究所の長期の仕事が神殿・宮殿・住まいだけでなく「大きな埋められた穀倉と人工の水の池」も掘り出してきたとし、「修復の材料と技法の使用への注意深い考慮が必要である」で終わる(割合も年代の検証も書かれない)。国家保全法第2863号(トロイア849・ネムルット・ダー448・ギョベクリ・テペ1572 と同じ)。保護の等級が同じ資産の中で分かれる——古代の市の区域は1級と2級、カヤルボアズとヤズルカヤは1級、三つを包む区域は2級と3級の考古地帯。資産の内側のすべての物理の介入に地域保全協議会の承認が必要。資産はボアズキョイ-アラジャホユック国立公園の内側にあり、1988年閣僚会議政令第13331号で承認された(一次資料は `Decree` を `Degree` と誤記)。保全と保護はトルコ文化観光省とチョルム博物館が共同で行う。「管理計画」の語は出ず「遺跡のための保全の計画」で、「体系的な見直しを要する」。一覧下部は保存状況報告・ほかの保全の仕組みの記載なし、GIS 未受領、`Assistance` のタブも無い。
準1級
準1級向けに理解を深める
準1級の掲載範囲は確かめていません。準1級の範囲は「日本の全遺産と主要な世界の遺産700件」ですが、どの700件かは公式に出ていません。ここに並ぶのは、ゼミが作ったキーワードの練習(試作46本)で、この記事がどのキーワードに入ったかです。公式テキストの分類ではありません。
この遺産が出てくるキーワード
| キーワード | このキーワードで見るもの | 本文の手がかり |
|---|---|---|
| 古代文明 | 何を「古さ」と「位置づけ」の根拠にしているか | 「カヤル・ボアズは「楔形文字の碑文に最初に言及され」、前哨と拠点の一つとして「働いたかもしれない」」 |
いまのところ、この遺産が出てくるキーワードは1つです。ゼミの試作46本で数えた話で、公式テキストの分類ではありません。
準1級は、遺産を1件ずつではなくキーワードで横に読みます。このキーワードの練習では、ほかの参加記事と並べて読みます——同じ論点が、別の資産でどう書かれているかを見るためです。
キーワードで練習する
級別の確認問題
2級 確認問題
答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。
確認1:ハットゥシャ377 の四つの構成要素のうち、イビキチャム森が入っている理由は?
- 森に希少な動植物が生息しているから
- 森が緩衝地帯として働いているから
- ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例の一つを代表しているから
- ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例で、そのため自然遺産の基準も付されているから
正解と解説を開く
正解:3.ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例の一つを代表しているから
> イビキチャム森は、ヒッタイトの時代に首都の南の山々を覆っていた密な森の最後に残る例の一つを代表している。自然そのものの価値ではなく、ヒッタイト時代の環境を代表することが構成要素に入る理由です。基準は(i)(ii)(iii)(iv)で、自然遺産の基準は付いていません。緩衝地帯については、一覧に行も無く本文にも記述がありません。
確認2:ハットゥシャ377 の上の市の門の数は、一次資料にどう書かれているか?
- 「五つの門」と断定されている
- 門の数は書かれていない
- 「今日知られているかぎり、五つの門」と限定が付き、さらに六つめの門の発掘が進行中だと書かれている
- 「今日知られているかぎり、五つの門」と、数そのものに限定が付いている
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正解:4.「今日知られているかぎり、五つの門」と、数そのものに限定が付いている
> 上の市の要塞の遺構は、百を超える塔を伴う二重の壁をなし、今日知られているかぎり、五つの門がある。`as far as is known today` と、数そのものに限定が付きます。「五つある」ではなく「今日知られているかぎり五つ」です。六つめの発掘についての記述はありません。なお塔は「百を超える」で、こちらには限定が付いていません。
確認3:ハットゥシャ377 の完全性の節が、脅威についてどう書いているか?
- 資産の立地を考えると産業の開発からの有害な影響も脅威も無く、住居の区域も考古遺跡からかなりの距離にあるので都市の開発も現在は脅威でない
- 産業の開発と都市の開発が最大の脅威として挙げられている
- 脅威については何も書かれていない
- 潜在的な脅威とリスクは同定されていないと一文だけ書かれ、理由は書かれていないが、真正性の節のほうが修復の材料への注意はもう不要だと補っている
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正解:1.資産の立地を考えると産業の開発からの有害な影響も脅威も無く、住居の区域も考古遺跡からかなりの距離にあるので都市の開発も現在は脅威でない
> 資産の立地を考えると、産業の開発からの有害な影響も脅威も無い。住居の区域もまた考古遺跡からかなりの距離にあり、北と北西に広がっている。それは、都市の開発が現在資産への脅威ではないことを含意している。脅威が無いと、しかも理由つきで書かれる資産です。9章の平和教会1054 は「資産について同定された潜在的な脅威とリスクは無い」と一文で、理由なしに書きました。10章のゲラティ710 は「あるが水準は低い」です。強さごと記録します。
確認4:ハットゥシャ377 の保護の等級について、一次資料が書いていることは?
- すべてが1級考古遺跡である
- 古代の市の区域が1級と2級、カヤルボアズとヤズルカヤが1級、三つを包む区域が2級と3級の考古地帯
- 等級については書かれていない
- 古代の市の区域が1級、緩衝地帯が3級で、ギョベクリ・テペ1572 とまったく同じ分け方であり、本体の中で等級が分かれることはないと書かれている
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正解:2.古代の市の区域が1級と2級、カヤルボアズとヤズルカヤが1級、三つを包む区域が2級と3級の考古地帯
古代の市の区域は1級と2級、カヤルボアズとヤズルカヤは1級、三つを包む区域は2級と3級の考古地帯です。同じ資産の中で1級から3級まで分かれ、本体の中でも1級と2級に分かれます。17章のギョベクリ・テペ1572 は本体が1級、緩衝地帯が3級で、ハットゥシャ377 には緩衝地帯の行がありません。同じではありません。
参考資料
確認日:2026年10月28日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。