ソコトラ諸島

丸い傘のような樹冠をもつ木が、ゆるやかな斜面いちめんに広がっている。
Hardscarf / CC BY-SA 4.0 / 出典 / 加工: 長辺1800pxに縮小
登録年
2008年
所在国
イエメン
登録区分
自然遺産
地域
アジア
登録基準
(x)

どこにあり、何が登録されたのか — 価値の節の見出しが `Values`

イエメン。北西インド洋、アデン湾の近く。長さ250 kmで、四つの島と二つの岩の小島からなり、「アフリカの角の延長として現れる」。

本体 410,460 ha
緩衝地帯 1,740,958 ha(本体の約4.24倍)
登録 2008年(境界の変更の行なし)
基準 (x)=1つだけ
区分 自然遺産
dossier 1263(接尾辞なし)
シリアル `Serial: yes`(一覧に行がある)
所在地 一覧に行が無い
座標 一覧に行が無い
危機遺産リスト 節が無い
保存状況報告 11年分(2026・2025・2024・2023・2021・2019・2018・2017・2016・2015・2013)
活動 1件(世界遺産海洋計画)
お知らせ 8件
動画 1件(`Socotra Archipelago (UNESCO/NHK)`)
リンク 3件(ドーハの UNESCO 事務所の出版物/OUR PLACE/Protectedplanet.net)
ほかの保全の仕組み 2件/2要素(生物圏保存地域 Socotra Archipelago/ラムサール Detwah Lagoon)
訳のある言語 7つ(英・仏・アラビア・露・西・日・蘭。中国語が無い)

中国語が無い組み合わせは、36章のスルツェイ1267 と同じです。GIS の但し書きはありません(692 と同じ。609 と196 にはあった。)。

価値の節の見出しが `Values` になっている

多くの資産 この資産
`Brief synthesis` `Values`
`Criterion (x)` `Criterion (x): Biological diversity and threatened species:`(主題の小見出しが付く)
`Integrity` `Integrity`
`Protection and management requirements` `Requirements for Protection and Management`(語順が逆)

見出しが三か所で標準と違います。同じ40章のリオ・プラタノ生物圏保存地域196 は `Brief Synthesis`/`Protection and Management requirements` で、違いは大文字だけでした。1263 は語そのものと語順が違います。見出しの揺れには、語・大文字小文字・語順・見出しそのものの不在という四つの型があることになります(36章のスルツェイ1267 と済州1264 が見出しそのものが無い形。)。`Values` の節は、ほかの資産の概要と同じ役を果たしています——「ソコトラは、その例外的に豊かで際立つ動植物相のために、生物多様性の保全に世界的に重要である」。見出しの語が違っても節の役は同じなので、揺れとしてだけ記録します。

「インド洋のガラパゴス」と呼ばれてきたと書かれる

ソコトラはアフリカの角の生物多様性ホットスポットに特に重要であり、世界でもっとも生物多様性に富み際立つ島の一つとして、「インド洋のガラパゴス」と呼ばれてきた。

ほかの世界遺産の名が、比喩として借りられます。ガラパゴス諸島のほうの資産を名指しで引いているのではなく、呼び名として使われます。「呼ばれてきた(has been termed)」で、誰が呼んだかは書かれていません。

シリアルなのに、構成資産の数と名前が書かれない

一覧 `Serial: yes`
構成資産の数 一覧にも本文にも書かれない
説明文が書くもの 四つの島と二つの岩の小島
完全性が書くもの 陸の自然聖域/国立公園/特別な植物学的関心の区域/海の自然聖域(種類で書かれ、数も名も書かれない)

シリアルの行はあるのに、いくつの区域からなるかが書かれません。「四つの島と二つの岩の小島」は島の数で、構成資産の数とは別のものとして扱います。

基準(x)だけで登録され、基準の見出しに主題が付く

`Criterion (x): Biological diversity and threatened species:` ソコトラは、陸と海の多くの生物の群で例外的な水準の生物多様性と固有性のゆえに、生物多様性の保全に世界的に重要である。ソコトラは植物の多様性でとくに重要であり、825の植物種のうち307(37%)が固有である。ソコトラは、Birdlife International によるソコトラ上の22の重要野鳥生息地の同定が強調するように、鳥の種にとって高い重要性を持つ。ソコトラはまた、脅威にある種を含む、ほかの陸と海の鳥の世界的に意義深い個体群を支えている。ソコトラの爬虫類(34種、90%の固有性)と陸の巻貝(96種、95%の固有性)には、きわめて高い水準の固有性が生じる。ソコトラの海の生物相もまた非常に多様で、253種の造礁サンゴ、730種の沿岸の魚、300種のカニ・ロブスター・エビがあり、資産の海の区域によく代表されている。

基準の文に、主題の小見出しが付く

見出し `Criterion (x)`
そのあとの小見出し `Biological diversity and threatened species:`(生物の多様性と脅威にある種)

基準の番号のあとに、その基準が何を扱うかの主題が置かれます(と同じ、見出しに余分なものが付く形)。

基準(x)だけで登録される

基準は(x)の1つだけです。基準が一つだけの資産は、34章のニュングウェ1697・35章の西天山1490・37章の4件・29章の三つ・36章のスルツェイ1267 に続きます。それでも説明文と完全性の節は陸と海の両方を書きます。書かれている内容の広さと、付いている基準の数は別のものとして数えます。同じ40章のリオ・プラタノ生物圏保存地域196 は自然の4基準すべてで、1263 は1つだけです。同じ章で基準の数が1つと4つに分かれます。

説明文にあって基準(x)に無い数、その逆

数 説明文 基準(x)
植物の固有の割合 37%(分母の825種も書く) 825のうち307(37%)(分子も書く)
爬虫類 90% 34種、90%
陸の巻貝 95% 96種、95%
鳥の種の総数 192種(うち44が島で繁殖、85が定期の渡り) 書かれない(代わりに22の重要野鳥生息地)
サンゴ・魚・甲殻類 253/730/300 253/730/300(同じ)

鳥の総数は説明文にあって、基準(x)にはありません。割合の分子と分母の書かれ方が、説明文と基準(x)でずれます。どちらも同じ37%ですが、分子(307)は基準(x)にだけ書かれます。固有性の高さが、割合と種数の組で書かれます——爬虫類は34種で90%、陸の巻貝は96種で95%。種数が少ないほうが割合が高いことになります。「世界のほかのどこにも生じない」が三つの群に使われます(植物・爬虫類・陸の巻貝)。残りの群には使われません。

「約75%」の分母と、資産の一部ではない緩衝地帯

資産は、諸島の豊かで際立つ生物多様性の長期の保全に本質的な、すべての陸と海の特徴と過程を十分に代表するのに足りる大きさである。資産に含まれる陸の自然聖域、国立公園、特別な植物学的関心の区域は、陸地の総面積の約75%を包む。それらはすべての主要な植生の型、高い植物と動物の価値の区域、重要野鳥生息地を守っている。資産に含まれる海の自然聖域は、海の生物多様性のもっとも重要な要素を包む。資産の完全性は、登録された資産の一部ではない陸と海の緩衝地帯によってさらに高められている。

「約75%」の分母は、資産ではなく諸島の陸地

割合 約75%
分子 資産に含まれる陸の自然聖域/国立公園/特別な植物学的関心の区域
分母 陸地の総面積(諸島の陸地。資産の面積ではない)
一覧の本体 410,460 ha(陸と海を含む)

分母は「陸地の総面積」です。一覧の面積(本体410,460 ha)とは別の分母なので、一覧の数からこの割合は出せません。本体の面積に海の区域が含まれることは、完全性の節が「資産に含まれる海の自然聖域」と書くことから読めます。ただし陸と海の内訳は書かれていません。

緩衝地帯が「登録された資産の一部ではない」とわざわざ書かれる

一覧の緩衝地帯 1,740,958 ha(本体の約4.24倍)
完全性の節 「資産の完全性は、登録された資産の一部ではない陸と海の緩衝地帯によってさらに高められている」

緩衝地帯が資産の一部ではないことを、わざわざ書く形です。36章のスルツェイ1267 の「比較的小さいが機能する海の緩衝地帯があり、それは登録された資産の一部ではない」と同じ形で、1263 が二件目です。1267 は緩衝地帯が本体より小さく(0.95倍)、1263 は本体の4.24倍なので、広さは逆でも断り方は同じです。緩衝地帯が陸と海の両方にあると書かれます。一覧は合計の一つの数しか書かないので、陸と海の内訳は分かりません。完全性の節が「十分に代表するのに足りる大きさである」と、大きさの十分さを宣言します。誰がそう判断したかは書かれていません。

法令名も管理の主体も書かれない保護管理の節

資産のすべての構成区域は法的保護を持つ。しかしながら、立法の枠組みと、管理と執行の能力を強化する必要がある。資産の陸と海の生息地はおおむねまだ良い状態だが、管理の計画づくりは、道路づくり・過放牧・陸と海の自然資源の過剰な採取を含む現在の脅威により実効的に取り組む必要がある。潜在的な将来の脅威は、持続可能でない観光と侵入種を含む。これらの脅威のソコトラの生物多様性への影響は、密に監視され最小化される必要がある。持続可能な資金調達の戦略が、資産の長期の管理に必要な人的・財政的資源を確かにするために求められる。資産の管理と、その緩衝地帯と、ソコトラ生物圏保存地域の管理のあいだに、適切な結びつきが作られる必要がある。

法的保護はあると書き、そのうえで枠組みの強化を求める

段 書かれていること
① 記述 「資産のすべての構成区域は法的保護を持つ」
② 逆接 「しかしながら(however)」
③ 求め 「立法の枠組みと、管理と執行の能力を強化する必要がある」

「法的保護がある」と「法の枠組みが十分である」が別だと、一文のなかで書き分けられます。法令の名前が一つも書かれません。「何の法か」は分かりません。管理している組織の名前も書かれません。同じ40章のコモド国立公園609 は「林業省森林保護自然保全総局」まで書き、オザラ・コクアの森林山塊692 は三つの法令を挙げました。1263 はどちらも書きません。書かれていないことを「無い」と読み替えず、書かれていないものとして数えます。

節のほとんどが求めで書かれる

文 記述か求めか
すべての構成区域は法的保護を持つ 記述
立法の枠組みと、管理と執行の能力を強化する必要がある 求め
陸と海の生息地はおおむねまだ良い状態 記述
管理の計画づくりは現在の脅威により実効的に取り組む必要がある 求め
潜在的な将来の脅威は持続可能でない観光と侵入種を含む 記述
影響は密に監視され最小化される必要がある 求め
持続可能な資金調達の戦略が求められる 求め
資産・緩衝地帯・生物圏保存地域の管理のあいだに結びつきが必要 求め

八つの文のうち五つが求めです。いま何が行われているかの記述がほとんどありません。評価(現状の記述)と助言(求められている変化)を混ぜずに読みます。「管理の計画づくりが脅威に取り組む必要がある」は、いま取り組めていないことを含みますが、どこまで取り組めていないかは書かれていません。

脅威が、いまのものと将来のものに分けて書かれる

いまの脅威 将来の潜在的な脅威
道路づくり 持続可能でない観光
過放牧 侵入種
陸と海の自然資源の過剰な採取 —

時制で二つに分けて書かれます。観光が「将来の潜在的な脅威」の側に置かれます。同じ40章のコモド国立公園609 は観光を「これまで焦点を置かれてきた主要な管理の問題」として現在の側に置きました。同じ観光が、資産によっていまの問題と将来の脅威に分かれます。資金が足りない側に書かれます——「持続可能な資金調達の戦略が、資産の長期の管理に必要な人的・財政的資源を確かにするために求められる」。609 の「強い支持と資源を受ける」と逆の側です。

三つの管理のあいだに結びつきを作ることが求められる

資産の管理と、その緩衝地帯と、ソコトラ生物圏保存地域の管理のあいだに、適切な結びつきが作られる必要がある。

結ぶべき三つ
資産の管理
緩衝地帯の管理
ソコトラ生物圏保存地域の管理

三つの管理の体系が別々にあり、そのあいだの結びつきが求めとして書かれます。生物圏保存地域は一覧の「ほかの保全の仕組み」にも出てきます(Socotra Archipelago)。一覧の記載と本文の求めが同じ仕組みを指す形です。692 は緩衝地帯の林業のコンセッションとの合意を求め、1263 は三つの管理の結びつきを求めます。どちらも「資産を守るだけでは足りない」という向きです。

2級で押さえること

本体410,460 ha/緩衝地帯1,740,958 ha(本体の約4.24倍)、2008年登録(境界の変更の行なし)、基準(x)=1つだけ、区分は自然遺産、dossier 1263、`Serial: yes` の行がある、所在地の行も座標の行も無い、保存状況報告11年分、活動1件、お知らせ8件、動画1件、リンク3件(ドーハの UNESCO 事務所の出版物を含む)、ほかの保全の仕組み2件/2要素(生物圏保存地域 Socotra Archipelago/ラムサール Detwah Lagoon)、訳のある言語は7つで中国語が無い(36章のスルツェイ1267 と同じ組み合わせ)、GIS の但し書きが無い。価値の節の見出しが `Values`、基準の見出しが `Criterion (x): Biological diversity and threatened species:` と主題の小見出し付き、保護管理の見出しが `Requirements for Protection and Management` で語順が逆。見出しの揺れには、語・大文字小文字・語順・見出しそのものの不在という四つの型があることになる(同じ40章の196 は大文字だけの揺れ、36章の1267 と1264 は見出しそのものが無い形。)。`Values` の節はほかの資産の概要と同じ役なので、揺れとしてだけ記録する。「インド洋のガラパゴス」と呼ばれてきたと書かれ、ほかの世界遺産の名が比喩として借りられる。「呼ばれてきた」で誰が呼んだかは書かれない。シリアルの行があるのに構成資産の数も名前も書かれない——説明文は「四つの島と二つの岩の小島」(島の数)、完全性は「陸の自然聖域/国立公園/特別な植物学的関心の区域/海の自然聖域」と種類で書くだけ。基準(x)だけで登録される。それでも説明文と完全性は陸と海の両方を書くので、書かれている内容の広さと付いている基準の数は別に数える。同じ40章の196 は自然の4基準すべてで、1263 は1つだけ。鳥の総数(192種、うち44が島で繁殖し85が定期の渡り)は説明文にあって基準(x)には無く、基準(x)は代わりに Birdlife International による22の重要野鳥生息地を挙げる。植物の固有の割合37%は両方に書かれるが、分子(825のうち307)は基準(x)にだけある。爬虫類34種で90%、陸の巻貝96種で95%と、種数が少ないほうが割合が高い。完全性の「約75%」の分母は「陸地の総面積」=諸島の陸地で、資産の面積ではないので、一覧の数(本体410,460 ha)からこの割合は出せない。緩衝地帯が「登録された資産の一部ではない」とわざわざ書かれるのは36章のスルツェイ1267 と同じ形で1263 が二件目。1267 は本体の0.95倍、1263 は4.24倍で、広さは逆でも断り方は同じ。保護管理の節が「資産のすべての構成区域は法的保護を持つ。しかしながら、立法の枠組みと、管理と執行の能力を強化する必要がある」と書く——「法的保護がある」と「法の枠組みが十分である」を一文のなかで書き分ける形。法令の名前も管理している組織の名前も一つも書かれない(同じ40章の609 は「林業省森林保護自然保全総局」まで書き、692 は三つの法令を挙げる。)。節の八つの文のうち五つが求めで、いま何が行われているかの記述がほとんど無い。脅威が時制で二つに分かれる——いまは道路づくり・過放牧・陸と海の自然資源の過剰な採取、将来の潜在的なものは持続可能でない観光と侵入種。観光が将来の側に置かれるのは、609 が観光を「これまで焦点を置かれてきた主要な管理の問題」として現在の側に置いたのと逆。資金は足りない側(持続可能な資金調達の戦略が求められる。)で、609 の「強い支持と資源を受ける」と逆。資産の管理・緩衝地帯の管理・ソコトラ生物圏保存地域の管理の三つのあいだに結びつきを作ることが求められる。

オリジナル確認問題

答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。

確認1:ソコトラ諸島1263 の一覧の基準の行は (x) の一つだけです。説明文は長さ250 km の諸島と、植物・爬虫類・陸の巻貝・鳥・サンゴ・魚・甲殻類の数を並べ、完全性の節も陸と海の両方を書きます。この組み合わせの読み方として正しいのはどれですか。

  1. 陸と海の両方について数が並んでいるのだから、一覧には書かれていない基準も実際には適用されていると読める
  2. 基準が一つだけなのだから、説明文に並ぶ海についての数は資産の価値の根拠には数えられていないと読める
  3. 諸島の長さや島の数まで書かれているのだから、地形や地質を根拠にする基準も一緒に付いていたと読める
  4. 書かれている内容の広さと、付いている基準の数は別のこと
正解と解説を開く

正解:4.書かれている内容の広さと、付いている基準の数は別のこと

一覧に並ぶ基準は一つです。説明文と完全性の節は陸と海の両方を書きますが、価値の根拠として挙がっているのは生物の多様性と脅威にある種だけです。本文に書かれていることと、付いている基準の数は分けて数えます。

確認2:ソコトラ諸島1263 の完全性の節は「資産に含まれる陸の自然聖域、国立公園、特別な植物学的関心の区域は、陸地の総面積の約75%を包む」と書きます。一覧の本体は410,460 ha、緩衝地帯は1,740,958 ha です。この「約75%」の扱いとして正しいのはどれですか。

  1. 分母は諸島の陸地の総面積で、資産の面積ではない
  2. 本体410,460 ha のうちの約75%が陸の保護区域だという意味なので、残りの約25%が海の区域にあたると読める
  3. 本体と緩衝地帯を足した面積のうちの約75%という意味なので、割り算をすれば陸地の面積が計算できると読める
  4. 一覧の面積から計算された割合なので、本体と緩衝地帯のどちらを分母にしても約75%になると読める
正解と解説を開く

正解:1.分母は諸島の陸地の総面積で、資産の面積ではない

「陸地の総面積」が分母です。一覧に載る数とは別の分母なので、一覧の数からこの割合を出すことはできません。割合を写すときは、分母を一緒に書きます。

確認3:ソコトラ諸島1263 の保護管理の節は「資産のすべての構成区域は法的保護を持つ。しかしながら、立法の枠組みと、管理と執行の能力を強化する必要がある」と書きます。この節には法令の名前も、管理している組織の名前も出てきません。この読み方として正しいのはどれですか。

  1. 法令の名前が書かれていないのだから、構成区域には実際には法的な保護が及んでいないものとして読むべきである
  2. 法的保護があることと、法の枠組みが十分であることは別
  3. 強化する必要があると書かれているのだから、いまある法的な保護は暫定のものとして定められていると読むべきである
  4. 管理している組織の名前が書かれていないのだから、この資産には管理の主体がまだ置かれていないと読むべきである
正解と解説を開く

正解:2.法的保護があることと、法の枠組みが十分であることは別

一次資料は保護があると認めたうえで、枠組みと能力の強化を求めます。何の法かは書かれません。書かれていないことを「無い」と読み替えず、書かれていないものとして数えます。

確認4:ソコトラ諸島1263 の顕著な普遍的価値の節は、見出しが `Values` と `Requirements for Protection and Management` です。多くの資産では `Brief synthesis` と `Protection and management requirements` で、同じ40章のリオ・プラタノ生物圏保存地域196 は `Brief Synthesis` と `Protection and Management requirements` でした。三つを並べて読むと言えることはどれですか。

  1. 見出しの語が違う資産では節の役も違うのだから、ソコトラの `Values` は概要ではなく価値の列挙として読むべきである
  2. 196 の揺れは大文字だけなので記録し、1263 のように語が違うものは別の様式のページとして扱うべきである
  3. 見出しは語そのものも、大文字小文字も、語順も揺れる
  4. 三つのうち標準の形にもっとも近いものを選び、ほかの二つはその形に直して書き写すのが記録として正しい
正解と解説を開く

正解:3.見出しは語そのものも、大文字小文字も、語順も揺れる

1263 は語そのものが違い、保護管理の見出しは語順が逆になります。196 は二か所で大文字が違います。どれも中身はほかの資産の同じ節と同じ役なので、揺れとして記録します。

参考資料

確認日:2026年10月29日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。

参照した公式教材の版: くわしく学ぶ世界遺産300 <第6版>

この遺産が出題される級は、上のバッジから確認できます。