ステウンスの崖壁

海に面した白亜の崖と、その上を覆う緑、崖下に細く続く砂利の浜。
kallerna / CC BY-SA 4.0 / 出典 / 加工: 長辺1800pxに縮小
登録年
2014年
所在国
デンマーク
登録区分
自然遺産
地域
ヨーロッパ
登録基準
(viii)

基本を学ぶ

どこにあり、何が登録されたのか — 緩衝地帯が本体の約83倍

デンマーク。15 km の化石に富む海岸の崖。座標は N55 16 2 E12 25 24。

本体 50 ha
緩衝地帯 4,136 ha(本体の約83倍)
登録 2014年(境界の変更の行はどちらも無い)
基準 (viii)=1つだけ
区分 自然遺産
dossier 1416(接尾辞なし)
シリアル 一覧に行が無い(ただし本文は「資産は連続性資産になっている」と書く。後述)
保存状況報告 節が無い
お知らせ 2件(どちらも2014年6月の登録のもの)
リンク 3件(Instagram、Facebook、「ステウンス・クリント体験」(デンマーク語のみ))
ほかの保全の仕組み 節が無い
訳のある言語 5つ(英・仏・西・日・蘭。アラビア語・中国語・ロシア語が無い)

本体がこの章でいちばん小さく(50 ha)、緩衝地帯が本体の約83倍です。リンクの一つに「(デンマーク語のみ)」と断りが付きます。リンク先の言語が一覧に書かれる形です。

年代と綴りが、説明文と概要で違う

どこ 年代 隕石の名の綴り
説明文 「約6500万年前」 `Chicxulub`
概要と基準(viii) 「約6700万年前」 `Chixulub`(`c` が一つ少ない)

同じページの中で、年代も綴りも違います。どちらが正しいとは書かれていないので、節を添えて両方を記録します。年代は200万年の差で、どちらも「約」が付きます。同じ章のダイナソール州立公園71 も説明文と概要で数と年代が違いました。化石出土地帯の章では、説明文と概要の食い違いが二つ出ます。

基準(viii)が書くもの

書かれているもの
何の証拠か チクシュルーブ隕石の衝突の証拠。「地球上の生命の歴史への隕石の衝突の影響への、世界的に例外的な証言」
絶滅の規模 「地球上の生命の50%以上の絶滅につながった」。「地球の歴史における主要な大量絶滅のもっとも新しいもの」
なぜここか 「比較分析は、これが数百ある利用可能な場所のうち、隕石の衝突によって形成された灰の雲の堆積の記録を見るためのもっとも意義深くすぐに近づける場所であることを示す」
衝突地点はどこか 「実際の衝突の地点はユカタン半島の沖合の深い水中にある」
化石の記録 「三つの生物の集合体の連続」——衝突前の極相の群集/大量絶滅を生き延びた動物相/その後の動物相の回復と生物多様性の増加。「岩石に記録された百万年」
何に貢献するか 「白亜紀/第三紀(K/T)境界の定義と説明にとくに関わる、過去・現在・将来の科学への貢献」

価値の原因(隕石の衝突)が、資産の外(ユカタン半島の沖合)にあると明記されます。「数百ある利用可能な場所のうち」と比較の母数が書かれる点も記録します。「ここだけ」ではなく「数百のうちもっとも意義深く近づきやすい」という書き方です。「広く信じられている(widely believed)」も限定です——「恐竜の時代の終わりを引き起こしたと広く信じられている」。定説として書きながら、断定はしません。

研究者の名前が、基準の文に書かれる

加えて、遺跡は、小惑星による絶滅の急進的な理論が、Walter and Luis W Alvarez とその共同研究者たちの画期的な業績(the seminal work)を通じて発展した三つの産地のうち、もっとも意義深く近づきやすいものとして、象徴的な科学の重要性を持つ。

書かれていること
理論 「小惑星による絶滅の急進的な理論(the radical theory for asteroid driven extinction)」
誰が Walter and Luis W Alvarez とその共同研究者たち
いくつの産地か 三つ(そのうちもっとも意義深く近づきやすい)
評語 「象徴的な科学の重要性(iconic scientific importance)」

研究者の名前が基準の文に書かれる資産は、これまで読んだ261件で初めてです。概要にも同じことが書かれます——「資産は、Walter and Luis W Alvarez とその共同研究者たちの画期的な業績を通じて発展した小惑星による絶滅の急進的な理論との結びつきのために、さらなる象徴的な科学の重要性を持つ」。基準と概要の両方に出ます。これまでの「その場所が科学にとって何であるか」の書き方と並べます。

書き方 遺産
研究者の名前が書かれる ステウンスの崖壁1416(37章)
研究の歴史の長さが書かれる ドーセット及び東デヴォン海岸1029(37章。300年以上)
教育と研究の場所としての意義が書かれる ドーセット及び東デヴォン海岸1029(「世界でもっとも意義深い教育と研究の場所の一つ」)
比較のための基準の場所として書かれる ワディ・アル・ヒタン1186(37章。「例外的な世界の参照の遺跡」)

1416 が新しいのは、特定の人の業績が価値の根拠に入ることです。「三つの産地のうち」と書かれるので、ほかに二つあります。どこかは書かれていないので補いません。理論を「急進的(radical)」と呼ぶ点も記録します。いまは定説ですが、一次資料は発展したときの語をそのまま使います。

緩衝地帯の採石場が、資産に切れ目を作った

資産は、顕著な普遍的価値を持つ海岸の岩石の露出を含む。緩衝地帯にある稼働中の採石場が位置するために遺跡に小さな切れ目があり、その結果、資産は連続性資産になっている(resulting in the site being a serial property)。

段 書かれていること
① 何があるか 緩衝地帯に稼働中の採石場
② そのために 遺跡に小さな切れ目がある
③ その結果 資産は連続性資産になっている

採石場が資産を割った結果、連続性資産になったと一次資料が書きます。これまで読んだ260件で、連続性になった理由がこう書かれる例は初めてです。一覧には `Serial: yes` の行がありません。

どこ シリアルかどうか
一覧 シリアルの行が無い
完全性の節 「資産は連続性資産になっている」

一覧と本文が食い違います。ゼミは一覧を正とし、本文が「連続性資産」と書いていることを別に記録します。34章のレッドウッド134・ピマチオウィン・アキ1415 は「本文が四つを数えるのに一覧にシリアルの行が無い」形でした。1416 は本文が「連続性資産である」と名指しで書くので、食い違いがもっと直接です。緩衝地帯の中の稼働中の採石場が、本体の形を決めている点も記録します。緩衝地帯は本来「守るためのもの」ですが、ここではその中の操業が本体に切れ目を作っています。同じ章の澄江1388 と並べます。

遺産 緩衝地帯の中の採掘
ステウンスの崖壁1416 稼働中の採石場。そのために本体に切れ目があり、連続性資産になっている
澄江1388 14のリン鉱。2008年以降すべて閉鎖。「資産そのものには影響していない」

1416 は現在、1388 は過去です。しかも1416 は本体の形に影響し、1388 は影響していないと書かれます。

境界が侵食を受け入れる

崖沿いの境界は海の自然の侵食の過程に対応し、それを受け入れ、自然の侵食が進むにつれて侵食された塊が落ちる浜の区域を含む。陸側と海側の緩衝の区域は十分である。

境界が侵食を「受け入れる(accommodate)」と書かれます。崖が削られて落ちる塊の行き先まで境界に含める形です。同じ章のドーセット及び東デヴォン海岸1029 は「平均低潮線」と「崖の頂または浜の後ろ」で境界を定め、定期的な監視を求めました。1416 は「十分である」と結論します。どちらも侵食する海岸ですが、境界の扱いが違います。

人工の露出が、完全性を支える

崖の陸側の既存の人工の露出も、遺跡の完全性を支える。これらの露出は、二つの放棄された採石場と、歴史的に軍事の目的に使われたトンネルを含む区域にある。これらの区域の包含は、訪問者のサービスと解説の機会を高め、古海景の三次元に関わるさらなる理解を支える。これらの人為の特徴(These anthropogenic features)は、計算された海面上昇の率と計画された海岸管理の戦略に基づいて、数百年にわたって近づける露出として耐久性がある。

人工の露出 もとは何だったか 何に役立つか
二つの放棄された採石場 採掘の跡 訪問者のサービスと解説の機会/古海景の三次元の理解
トンネル 歴史的に軍事の目的に使われた 同じ

人が掘った穴が、自然遺産の完全性を支えると書かれます。これまで読んだ261件で初めてです。同じ章のほかの資産と逆向きです。

遺産 人工のものと完全性の関係
ステウンスの崖壁1416 人工の露出が完全性を支える
澄江1388(同じ章) 遊歩道と博物館が完全性に影響を与えた
ダイナソール州立公園71(同じ章) 将来の施設は既存の施設区域の内部でのみ許される

同じ章で、人工のものが完全性を支える資産と、損なった資産が並びます。どちらも「人が作ったもの」ですが、評価が逆です。しかも1416 の人工の露出は、採石場(採掘の跡)です。同じ資産の緩衝地帯には稼働中の採石場があって本体に切れ目を作っています。放棄された採石場は価値を支え、稼働中の採石場は切れ目を作るので、同じ「採石場」が逆の役で出てきます。「三次元」という言い方も記録します——崖は断面(二次元)を見せますが、トンネルと採石場は奥行きを見せます。だから「古海景の三次元に関わるさらなる理解を支える」と書かれます。「数百年にわたって耐久性がある」の根拠が書かれる点も記録します——「計算された海面上昇の率と計画された海岸管理の戦略に基づいて」。将来の見通しに根拠が添えられる形です。

大部分が私有の資産を、運営グループが管理する

「保護されていない海岸線として進化し続ける」

資産は重なり合う国と地方の法令から利益を得ており、地方政府の計画の戦略を通じて支えられる最新の管理計画を持つ。資産は開発から守られており、自然で保護されていない海岸線の区間として進化し続けるだろう。

「開発から守られている」と「保護されていない海岸線として進化し続ける」が同じ文に並びます。「保護されていない(unprotected)」は、海岸を人工物で護岸しないという意味に読めますが、一次資料はそう言い換えていません。語をそのまま写します。侵食が価値を保つ資産なので、護岸しないことが保護になると読めます。同じ章のドーセット及び東デヴォン海岸1029 が「海岸の保護の計画」を主要な管理の問題に挙げたのと対になります。法令の名前は書かれません(「重なり合う国と地方の法令」だけ。)。

管理の構造が三層

層 中身
運営グループ 国・地域政府・地主を含む。「推薦された資産の大部分は私有である」
地方組織 理事会/ディレクターと遺跡管理者に支えられる事務局
二つの常設委員会 地方参照グループと科学参照グループ

「登録に続いて必要な管理を支えるために、資産の管理のための特定の組織の構造が設計された」と書かれます。登録のあとに作られた構造です。科学の委員会が常設で置かれる資産です。化石出土地帯の章で、科学の助言が組織に組み込まれる形として記録します。大部分が私有である点も記録します。35章の5件はどれも国有か国の保護区域でしたが、1416 は私有が多数です。共同管理の相手が四つ挙がります——地方政府、地元の博物館、NGO、民間部門の利害。「推薦への強い共同体の支持」もあると書かれます。

資金が、期間つきで書かれる

長期の要件 「持続した十分な資金」
確保されたもの 「事業の資金が、5年の管理の周期に基づく持続可能な資金の確保の計画とともに確保された」
継続する資金 「地方政府を通じて提供される」
ほかの支え 「国の水準と民間部門の両方の関与」

「事業の資金は確保された」と「持続した十分な資金は長期の要件」が両方書かれます。

採取の利用と、2028年に失効する権利

資産は採取の利用から守られており、そのような利用が世界遺産の資産の身分と両立しないという原則に沿っている。締約国は、政府が自然遺産の価値の保護を確かにするために資源の採取の要請を拒否した事例の一連の例を提供した。……資産に隣接する採石の休眠中の権利が2028年に失効し、更新されず、失効より前に発動もされない。

書かれていること
原則 「採取の利用が世界遺産の資産の身分と両立しない」
証拠 「政府が……要請を拒否した事例の一連の例」(何件かは書かれない)
隣接する権利 休眠中の採石の権利が2028年に失効。更新されず、失効より前に発動もされない

原則が明示される資産です。「採取の利用は世界遺産と両立しない」という原則が本文に書かれる例として記録します。締約国が「拒否した事例の例を提供した」という書き方も記録します。推薦書に添えられた証拠について本文が触れる形で、35章のンゴロンゴロ39 の「推薦書が十分な情報を含んでいない」の逆向きです。2028年という将来の年が書かれます。「失効する」「更新されない」「発動されない」の三つが並びます。この記述は登録(2014年)の時点のものなので、2028年に実際どうなるかは書かれていません。

化石の採集が脅威として書かれる

脅威 「注目すべき訪問があり、増えるという予測」。「統制されない/不十分に管理された化石の採集を通じて化石の遺産に負の影響を与える可能性」
どう管理するか 「デンマークにおける自然遺産の保護のための法令の枠組みと、地域と市の計画を通じて管理される」
指針 「採集を規制し、海岸沿いの訪問の管理のために資産をゾーニングする指針が整っている」
これから重要になること 「観光と訪問が持続可能な観光のための地方の戦略の一部であること」「実効的な教育・解説・管理(curation)の施設が提供されること」

化石の採集が「脅威」として名指しされる資産です。同じ章のドーセット及び東デヴォン海岸1029 は「主要な管理の問題」、71 は「厳しく規制される」、1388 は「厳格な制限」でした。1416 は「脅威」と「負の影響を与える可能性」で、脅威として書く唯一の資産です。語の強さをそのまま写します。

2級で押さえること

本体50 ha(この章でいちばん小さい)/緩衝地帯4,136 ha=本体の約83倍、2014年登録(境界の変更の行はどちらも無い)、基準(viii)=1つだけ、区分は自然遺産、dossier 1416、シリアルの行が無い、保存状況報告の節が無い、お知らせ2件、リンク3件(一つに「デンマーク語のみ」の断りが付く)、ほかの保全の仕組みの節が無い、訳のある言語は5つ(アラビア・中・露が無い)。年代と綴りが説明文と概要で違う——説明文は「約6500万年前」と `Chicxulub`、概要と基準(viii)は「約6700万年前」と `Chixulub`(`c` が一つ少ない)。200万年の差で、どちらも「約」が付く。研究者の名前が基準の文に書かれる——「小惑星による絶滅の急進的な理論が Walter and Luis W Alvarez とその共同研究者たちの画期的な業績を通じて発展した三つの産地のうち、もっとも意義深く近づきやすいもの」。261件で初めてで、ほかの二つの産地はどこか書かれない。価値の原因が資産の外にある——「実際の衝突の地点はユカタン半島の沖合の深い水中にある」。「数百ある利用可能な場所のうち」と比較の母数が書かれ、「ここだけ」ではなく「もっとも意義深くすぐに近づける場所」。「恐竜の時代の終わりを引き起こしたと広く信じられている」も限定。緩衝地帯の稼働中の採石場が資産に切れ目を作り、その結果連続性資産になった——「緩衝地帯にある稼働中の採石場が位置するために遺跡に小さな切れ目があり、その結果、資産は連続性資産になっている」のに、一覧にシリアルの行が無い。緩衝地帯の中の操業が本体の形を決めている。境界が侵食を「受け入れ」、侵食された塊が落ちる浜の区域まで含める。人工の露出が完全性を支える——二つの放棄された採石場と歴史的に軍事の目的に使われたトンネルが「古海景の三次元に関わるさらなる理解を支える」。261件で初めてで、同じ章の澄江1388 の「遊歩道と博物館が完全性に影響を与えた」とは逆向き。しかも放棄された採石場は価値を支え、稼働中の採石場は切れ目を作るので、同じ「採石場」が逆の役で出る。「数百年にわたって近づける露出として耐久性がある」の根拠が「計算された海面上昇の率と計画された海岸管理の戦略」と添えられる。「資産は開発から守られており、自然で保護されていない海岸線の区間として進化し続けるだろう」——護岸しないことが保護になると読めるが一次資料はそう言い換えない。法令の名前は書かれない(「重なり合う国と地方の法令」だけ。)。管理の構造が三層(国・地域政府・地主を含む運営グループ/理事会とディレクターと遺跡管理者の事務局/地方参照グループと科学参照グループの二つの常設委員会)で、登録に続いて設計された。推薦された資産の大部分は私有。資金は「事業の資金が5年の管理の周期に基づく計画とともに確保された」一方で「持続した十分な資金は長期の要件」。「採取の利用が世界遺産の資産の身分と両立しない」という原則が本文に書かれ、締約国が「要請を拒否した事例の一連の例を提供した」(件数は書かれない。)。隣接する休眠中の採石の権利が2028年に失効し、更新されず発動もされない。化石の採集が「脅威」として名指しされる唯一の資産で、指針が採集を規制しゾーニングする。

準1級 準1級向けに理解を深める

準1級の掲載範囲は確かめていません。準1級の範囲は「日本の全遺産と主要な世界の遺産700件」ですが、どの700件かは公式に出ていません。ここに並ぶのは、ゼミが作ったキーワードの練習(試作46本)で、この記事がどのキーワードに入ったかです。公式テキストの分類ではありません。

この遺産が出てくるキーワード

キーワードこのキーワードで見るもの本文の手がかり
化石採集をどう規制するか。語の段階が資産ごとに違う「統制されない/不十分に管理された化石の採集」

いまのところ、この遺産が出てくるキーワードは1つです。ゼミの試作46本で数えた話で、公式テキストの分類ではありません。

準1級は、遺産を1件ずつではなくキーワードで横に読みます。このキーワードの練習では、ほかの参加記事と並べて読みます——同じ論点が、別の資産でどう書かれているかを見るためです。

キーワードで練習する

級別の確認問題

2級 確認問題

答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。

確認1:ステウンスの崖壁の基準(viii)に書かれているものとして、正しいのは?

  1. 隕石が衝突した地点の正確な座標と、そこから飛散した物質の移動の経路の計算の結果
  2. 資産の内部で発見された隕石の破片の数と、その化学の分析によって確かめられた起源
  3. 理論を発展させた研究者の名前と、三つの産地のうちの位置づけ
  4. 灰の雲の層の厚さと、その厚さから推定された衝突の規模についての複数の学説の比較
正解と解説を開く

正解:3.理論を発展させた研究者の名前と、三つの産地のうちの位置づけ

「小惑星による絶滅の急進的な理論が Walter and Luis W Alvarez とその共同研究者たちの画期的な業績を通じて発展した三つの産地のうち、もっとも意義深く近づきやすいもの」と書かれます。研究者の名前が基準の文に書かれる資産は、これまで読んだ261件で初めてです。ほかの二つの産地がどこかは書かれていないので補いません。

確認2:ステウンスの崖壁が連続性資産になっている理由として、完全性の節が書いているのは?

  1. 離れた三つの海岸の崖をまとめて一つの資産として登録したので、はじめから連続性資産だから
  2. 海の侵食によって崖が分断され、二つの区間に分かれてしまったことが登録の後に確認されたから
  3. 二つの放棄された採石場と軍事のトンネルを別々の構成要素として数えることになったから
  4. 緩衝地帯の稼働中の採石場のために、遺跡に小さな切れ目があるから
正解と解説を開く

正解:4.緩衝地帯の稼働中の採石場のために、遺跡に小さな切れ目があるから

「緩衝地帯にある稼働中の採石場が位置するために遺跡に小さな切れ目があり、その結果、資産は連続性資産になっている」と書かれます。ただし一覧にはシリアルの行がありません。ゼミは一覧を正とし、本文の記述を別に記録します。緩衝地帯は守るためのものですが、ここではその中の操業が本体に切れ目を作っています。

確認3:ステウンスの崖壁の完全性の節が、人工の露出について書いているのは?

  1. 放棄された採石場とトンネルは完全性を損なうので、埋め戻すことが求められているということ
  2. 放棄された採石場とトンネルが、遺跡の完全性を支えるということ
  3. 人工の露出は資産の境界の外にあるので、完全性の評価には関わらないということ
  4. 人工の露出はすでに崩落していて、数年のうちに近づけなくなる見通しだということ
正解と解説を開く

正解:2.放棄された採石場とトンネルが、遺跡の完全性を支えるということ

「崖の陸側の既存の人工の露出も、遺跡の完全性を支える」と書かれ、二つの放棄された採石場と、歴史的に軍事の目的に使われたトンネルが挙がります。訪問者のサービスと解説の機会を高め、「古海景の三次元に関わるさらなる理解を支える」とも書かれます。「計算された海面上昇の率と計画された海岸管理の戦略に基づいて」、数百年にわたって耐久性があるとされます。

確認4:ステウンスの崖壁の採取の利用について、一次資料に書かれているのは?

  1. 両立しないという原則と、隣接する権利が2028年に失効すること
  2. 資産の内部での採石が年ごとの割当のもとで許されていて、収入が管理の資金になっていること
  3. 採取の要請はこれまで一度も出されたことがなく、原則を示す必要もなかったということ
  4. 隣接する採石の権利が更新されたので、資産の境界を内側に縮める検討が始まったということ
正解と解説を開く

正解:1.両立しないという原則と、隣接する権利が2028年に失効すること

「そのような利用が世界遺産の資産の身分と両立しないという原則に沿っている」と書かれ、締約国が「政府が……資源の採取の要請を拒否した事例の一連の例を提供した」と続きます。件数は書かれていません。「資産に隣接する採石の休眠中の権利が2028年に失効し、更新されず、失効より前に発動もされない」とも書かれます。この記述は登録の時点のものなので、2028年に実際どうなるかは書かれていません。

参考資料

確認日:2026年10月29日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。

参照した公式教材の版: くわしく学ぶ世界遺産300 <第6版>

この遺産が出題される級は、上のバッジから確認できます。