『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群と対になる遺産です。海が人を隔てるのではなく、つなぐものだったことを見ます。
基本データ
フランスの文化遺産。2017年に登録され、登録基準は(iii)(iv)(vi)です。場所はフランス領ポリネシアのライアテア島です。
ポリネシアン・トライアングルの中心
タプタプアテアは「ポリネシアン・トライアングル」と呼ばれる太平洋の広大な海域の中心にあります。島々が点々と散らばるこの海域は、人類が最後に住みついた場所です。
登録されている範囲
二つの森の谷、ラグーンとサンゴ礁の一部、そして外洋の帯が登録範囲に含まれます。陸だけでなく海も範囲に入っているのが特徴です。
マラエとは何か
中心にあるのはタプタプアテアのマラエ複合体で、政治・儀礼・埋葬の中心となった場所です。マラエはポリネシア全体に広く見られ、生きている人の世界と、祖先や神の世界とが交わる場所とされました。
1000年の証拠
ここはマーオヒ文明の1000年を今に伝える、またとない証拠とされています。
宗像・沖ノ島とくらべる
タプタプアテアと宗像・沖ノ島は、どちらも2017年に登録され、(iii)を共有します。ただし沖ノ島は「渡っていって祈る島」、タプタプアテアは「広い海のあちこちから人が集まる場所」でした。同じ海の祈りの場でも、海の役わりが違います。
覚えておきたいこと
- 2017年・フランス・文化遺産
- ポリネシアン・トライアングルの中心
- 登録基準は(iii)(iv)(vi)
オリジナル確認問題
答えを選んでから、正解と解説を開きましょう。
確認1:タプタプアテアを登録した国は?
- ニュージーランド
- オーストラリア連邦
- フランス共和国
- アメリカ合衆国
正解と解説を開く
正解:3.フランス共和国
フランスです。場所はフランス領ポリネシアのライアテア島です。
確認2:マラエの説明として正しいものは?
- 生きている人の世界と祖先や神の世界が交わる場所
- 船をつくるための造船所
- 穀物をたくわえる倉庫
- 戦いのときに立てこもる砦
正解と解説を開く
正解:1.生きている人の世界と祖先や神の世界が交わる場所
ポリネシア全体に広く見られ、政治・儀礼・埋葬の中心となりました。
確認3:タプタプアテアの登録範囲に含まれるものは?
- 陸地だけ
- マラエの建物だけ
- 森の谷とラグーンやサンゴ礁、外洋の帯
- ライアテア島の全域
正解と解説を開く
正解:3.森の谷とラグーンやサンゴ礁、外洋の帯
二つの森の谷、ラグーンとサンゴ礁の一部、外洋の帯が含まれます。海も範囲に入っています。
確認4:タプタプアテアと宗像・沖ノ島を比べた説明として正しいものは?
- 登録年が同じで、どちらも海にかかわる祈りの場である
- どちらも自然遺産である
- どちらも同じ国にある
- どちらも20世紀の出来事が理由で登録された
正解と解説を開く
正解:1.登録年が同じで、どちらも海にかかわる祈りの場である
どちらも2017年登録で、(iii)を共有します。沖ノ島は渡っていって祈る島、タプタプアテアは人が集まる場所でした。
対になる遺産
参考資料
確認日:2026年9月30日。世界遺産ゼミは非公式の学習コンテンツです。確認問題は独自に作成しています。特定の試験回への対応は未確定です。