団体
日本原水爆被害者団体協議会
Nihon Hidankyo
設立 1956年
どんな団体か
受賞理由のやさしい要約
2024年 平和賞(単独受賞)
核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使われてはならないことを証言によって示してきたことが評価されました。 [根拠 2]
公式の受賞理由(英語)
for its efforts to achieve a world free of nuclear weapons and for demonstrating through witness testimony that nuclear weapons must never be used again活動の何が新しかったか
1956年の結成以来、被爆者自身が国内外で体験を語り、核兵器が人間に何をもたらすのかを具体的な証言として伝えてきました。抽象的な議論になりやすい核兵器の問題を、一人ひとりの体験として示し続けた点が評価されています。 [根拠 3]
私たちの生活や社会とのつながり
被爆者の高齢化が進む中、体験をどう次の世代に受け継ぐかが大きな課題です。被爆者への医療や生活の援護を求める活動も続けています。ノーベル委員会は、被団協をはじめとする被爆者の代表たちの努力が、核兵器の使用を許さない国際的な規範(核のタブー)の確立に大きく貢献したと評価しています。 [根拠 3・4・5・6・7]
関連する受賞者・団体
- ライナス・ポーリング編集上の関連
核兵器に反対する活動で平和賞を受けた個人と団体です。科学者のデータと被爆者の証言という、異なる立場から訴えました。
- 大江健三郎編集上の関連
大江は『ヒロシマ・ノート』で、被爆者の現実と思いを書きました。核の時代を、文学と証言という異なる方法で伝えています。
- 国際原子力機関(IAEA)編集上の関連
2005年の授賞演説は、広島と長崎への原爆投下から60年にふれ、被爆者とその組織である日本被団協に敬意を表しました。核の軍事利用を防ぐ国際機関と、被爆の体験を伝える市民の組織という、異なる立場からの受賞です。
- 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)編集上の関連
ICANは、核兵器が使われたときの人道上の破滅的な結果に目を向けさせてきました。日本被団協は被爆者の証言を通じて、その結果を伝える活動を続けてきました。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Nihon Hidankyo)
- 2024年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
- The Nobel Peace Prize 2024 - Press release - NobelPrize.org
- 被爆者数(被爆種別・都道府県市別)・平均年齢 |厚生労働省(mhlw.go.jp)
- Nihon Hidankyo – Facts – 2024 - NobelPrize.org
- Nihon Hidankyo – Nobel Prize lecture - NobelPrize.org
- 日本被団協にノーベル平和賞 : 被爆者の立場から核廃絶訴える | nippon.com
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。