団体
国連難民高等弁務官事務所
Office of the United Nations High Commissioner for Refugees
設立 1950年
どんな団体か
故郷を追われた難民を保護し、支援する国際連合の機関。平和賞を2度受けています。
受賞理由のやさしい要約
1954年 平和賞(単独受賞)
世界各地の難民に助けと保護を与え、戦争の傷をいやそうとした努力が評価されました。第二次世界大戦後、ヨーロッパに残された多くの難民の保護や生活の再建に取り組んだことが中心です。
公式の受賞理由(英語)
for its efforts to heal the wounds of war by providing help and protection to refugees all over the world1981年 平和賞(単独受賞)
難民の基本的な権利を推し進めたことが評価されました。1970年代にはアジアやアフリカでも大規模な難民が生まれ、インドシナ難民などへの支援を含め、活動の範囲が世界に広がっていた時期の受賞です。
公式の受賞理由(英語)
for promoting the fundamental rights of refugees活動の何が新しかったか
第二次世界大戦後のヨーロッパの難民を支える一時的な機関として1950年に設けられ、その後、世界の難民問題に取り組む常設の機関になりました。難民を迫害のおそれのある場所へ送り返さないという原則などを、国際的な約束として広める役割を担っています。
私たちの生活や社会とのつながり
紛争や迫害で住まいを追われた人々への援助や、受け入れ国での生活の支援を行っています。日本の緒方貞子が1991年から2000年まで国連難民高等弁務官を務めました。
関連する受賞者・団体
- フリチョフ・ナンセン研究の継承
1954年に国連難民高等弁務官事務所が平和賞を受けたとき、その授賞はナンセンの精神にもとづく人道活動をたたえる伝統に連なるものとされました。
- 赤十字国際委員会編集上の関連
戦争や迫害の犠牲者を守る人道支援の機関です。紛争の中の人々と、故郷を追われた人々という対象の違いがあります。
- アブドゥルラザク・グルナ編集上の関連
グルナは1960年代の終わりに難民としてイギリスに渡り、難民の経験を書き続けてきました。世界各地の難民の支援と保護にあたる国際機関の活動と、同じ問いを文学の側から考えられます。
「編集上の関連」は、同じ問いを別の角度から考える組み合わせとして編集部が選んだもので、実際の協働や影響関係を示すものではありません。
次に読むためのキーワード
出典と確認日
- NobelPrize.org 受賞者ページ(Office of the United Nations High Commissioner for Refugees)
- 1954年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
- 1981年 ノーベル平和賞(NobelPrize.org)
- Office of the United Nations High Commissioner for Refugees – Facts (Nobel Peace Prize 1954)
- Press release - The Nobel Peace Prize 1981 - NobelPrize.org
- Office of the United Nations High Commissioner for Refugees – Facts - NobelPrize.org
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) | 国連広報センター(unic.or.jp)
- Tributes for ‘role model’ former UN refugee agency chief, Sadako Ogata | UN News
- Office of the United Nations High Commissioner for Refugees – History - NobelPrize.org
受賞年・部門・英語の受賞理由は NobelPrize.org API の公開データ(2026-10-25取得)です。日本語の解説は編集部による要約で、記述の確認に使った資料を上に掲げています(確認日 2026-10-22)。[根拠]の番号は、医療や評価の分かれる記述について、この一覧の資料を示します。