「グルテンフリー」「小麦不使用」「小麦アレルギー対応」は、店頭やパッケージでよく見かける言葉ですが、指している範囲は少しずつ違います。まずは3つの違いをざっくりつかみ、次にそれぞれの意味と、実際に商品を選ぶときの確認ポイントを見ていきます。
3つの言葉の早わかり
細かい定義の前に、ざっくりした違いです。
- グルテンフリー
- グルテン(小麦・大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質)を含まない、または少ないことを示す表示。日本では一律の国内制度がなく、基準は商品・メーカーごとに異なります。
- 小麦不使用
- 原材料に「小麦」を使っていないことを示す表示。大麦・ライ麦など小麦以外の麦類や、製造工程での混入までは否定しないことがあります。
- 小麦アレルギー対応
- 事業者が小麦アレルギーに配慮したことを伝える表現。一律の保証ではなく、配慮の内容は事業者ごとに異なります。
いずれも意味が異なります。目的(グルテンを避けたい/小麦だけを避けたい/アレルギー対応を知りたい)に応じて、必要な表示と原材料をご確認ください。
グルテンフリー
グルテンを含まない、または一定量以下であることを示すために使われる表示です。日本ではグルテンフリー表示に一律の国内制度がないと消費者庁の調査報告書で整理されており、商品・メーカーごとの基準と原材料表示を確認する必要があります。
小麦不使用
小麦を原材料に使っていないことを示すために使われる表示です。ただし、大麦・ライ麦など小麦以外の麦類や、製造工程での意図しない混入まで否定するとは限りません。
小麦アレルギー対応
事業者が小麦アレルギーに配慮したことを伝えるために使う表現ですが、一律の安全保証ではありません。原材料、アレルギー表示、注意喚起、製造環境と事業者の説明を確認してください。
アレルギーがある場合
食物アレルギーがある場合は、より慎重な確認が必要です。原材料表示・アレルギー表示・注意喚起表示を確認し、不安があるときはメーカーや医療機関にご相談ください。体質・アレルギー状況に応じてご判断ください。
テーマ別に、実際に確認できたものを探す
違いがわかったら、目的に合わせて各テーマのページから探せます。
表示確認のポイント
パッケージでは、主に次の3か所を確認します。
- 原材料名
- アレルギー表示
- 注意喚起表示
確認したい言葉
次のような表示があるときは、小麦由来の成分が含まれている可能性があります。
- 小麦
- 小麦粉
- 小麦グルテン
- 麦芽
- 醤油(しょうゆ)
- たんぱく加水分解物
- 加工調味料
気になるときは、メーカーの公式情報や実物の表示もあわせてご確認ください。